ブログ
前の担任がしてくれなかった…と言われたくない…
令和6年度も
保育研修よろしくお願いいたします。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
今年度初の保育研修は
豊中市の
学校法人蛍池学園 いずみ保育園さまより
ご依頼をいただき
行って参りました!
新年度のスタートにあたって
あらためて
保育者としてのマナーについて
振り返る機会にしたいとのご要望。
不適切保育も含め
人としての道徳性や
社会人としての心得を
ということでしたので
保育の原理原則から
皆さんと一緒に考える研修と
させて頂きました。
また、
全員が受けたいので!
ということで
同じ研修を
午前、午後と2回させていただき、
保育を交代して
全員の先生に受講いただきました。
受講の先生方から
頂いたご感想の一部を
ご紹介します。
・現代を生きている子どもたちに不足しているものは何か?それを保育で学ばせてあげなければならない。という話を聞き、すぐに取り入れたいと思った。“色んな経験をさせてあげたい”という気持ちで様々な遊びを提供しようという思いがあったが、原点へ戻った考え方の大切さ、そこから保育を考える面白さ、を改める機会になりました。
・不適切保育について、ついつい自分が上からものを言ってしまっていたり、知らずのうちに命令口調になってしまうような気がしたので、子どもと自分は対等の関係であると同時に、子どもが育っていくために自分自身がお手本となるような行動をしっかりと心掛けようと思う。
・保育をするうえで、目的をしっかり定めなければ、子どもにどう接するかわからなくなってしまうのだと気づいた。チームの一員として職員間の意思の疎通、共有する時間を大切にしていきたいと思う。
・目的と目標について、しっかり説明して頂き、大変わかりやすかったです。自分自身がいっぱいいっぱいにならないように、日ごろの保育を意識したいと思います。
・以前の保育は、集団でまとめることに夢中で、個性を尊重できる余裕はなく、強要、強制がほどんどでした。しかし保育指針も変わり、勉強が必要だなと、とても感じております。まずは肯定的な言葉で保育していこうと思います。
・自分がいまだに「昔の保育」をしていると改めて感じました。子どもに“こうなって欲しい?”と毎回自分に問いかけをしながら保育していきたいと思います。
・大人、子ども、関係なく「相手を思いやること」が大切であると改めて感じ、これからもお互い心地よくしていけたら、と思います。
・今日の研修を通して、保育者自身が~歳までに~できるようにしておかなければならない!と余裕をもてなくした結果、不適切な声かけに繋がっていると感じた。“前の担任がしてくれなかった”とならないように必死になる部分があると思った。しかし保育園全体でチームとなり、一人一人の子どもをみて、保育していけるようにしたいと思う。
・自主的に=気持ちが向くまで待つことだと思います。時間が限られていると難しく思いました。子育て中ですが、我が子にも使っているおどし、強制、強要…変えていくことが課題だとわかっていますが、難しいです。
子どもの気持ちを大切にしたい
けれど
時間が限られている
もしくは
人手が限られている、というお声も
多いですね。
ですから
テクニックとして
〇〇しないと××になるよ
という
“おどし”を使ってしまう…
これは
子どもを(相手を)
自分の思い通りに
動かそうとするテクニックであって
される側(子ども)の視点に立つと
相手の思いにそわないと
罰が与えられる
から
罰を逃れるためには
この人の言う通りにしよう
という心の動きをもたらすワケです。
実は、
このテクニックを使う大人側に
お手本(モデル)が存在します。
そのようにされた経験
そのようにしているのを見た経験が
あるのです。
誰かの意にそうよう
自分の行動を選ぶ。
それは
罰を逃れるため
(わるい評価にならないため)
もしくは
よい評価をもらうため。
よい評価をもらう、は
ごほうびですね。
つまり
鬼くるよ、といった
罰のおどしと、
頑張ったら
ごほうびあるよ、という
人参を鼻先にぶらさげる方法は
心理的なテクニックとしては
同類です。
そして
人の心理には
ごほうび人参よりも
罰のほうに
即効性があります。
子どもに
そのようなテクニックを使う
大人には
自分がされてきた過去や
自分が
他からの評価で行動するという
経験があるワケです。
ほとんどの人が
経験しているでしょう。
ある意味
そんな人間関係が
世の中には
いっぱいあるのも事実です。
もちろん
誰だって
多かれ少なかれ
よい評価は欲しいし
罰や
わるい評価はイヤなものです。
しかし
それと比べて
もっと大切なことが
あるかどうか、
ですよ。
前の担任がしてくれなかった
と言われたくないことと
子ども一人一人が
健康に育っていくことと
どちらを大切にしたいですか、
ということです。
先生たちも
人間です。
心の動きがあります。
当然です。
どうぞ
自分の心の声に
耳を傾けてみてください。
そして
子どもたちに
「なってほしい大人」の姿に
自分もなりたいと
思いませんか?
自分に問いかけてみてください。
※時間が限られているので難しい
というご感想も頂きました。
これについては
次回のブログで!
子どもの気持ちが向くまで待つ…が出来ないときは? | 一般社団法人 そだち (sodachi.net)
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※現在お申込み頂ける研修・講座はコチラから
※保育士のためのコミュニケーション講座
心理学・対人スキル・人材育成
(少人数制で、リアルなお悩みを解決する講座です)
オンライン受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
※子どもの発達心理アドバイザー養成講座
(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
オンラインで個別受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
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不適切保育も含め
人としての道徳性や
社会人としての心得を
ということでしたので
保育の原理原則から
皆さんと一緒に考える研修と
させて頂きました。
また、
全員が受けたいので!
ということで
同じ研修を
午前、午後と2回させていただき、
保育を交代して
全員の先生に受講いただきました。
受講の先生方から
頂いたご感想の一部を
ご紹介します。
・現代を生きている子どもたちに不足しているものは何か?それを保育で学ばせてあげなければならない。という話を聞き、すぐに取り入れたいと思った。“色んな経験をさせてあげたい”という気持ちで様々な遊びを提供しようという思いがあったが、原点へ戻った考え方の大切さ、そこから保育を考える面白さ、を改める機会になりました。
・不適切保育について、ついつい自分が上からものを言ってしまっていたり、知らずのうちに命令口調になってしまうような気がしたので、子どもと自分は対等の関係であると同時に、子どもが育っていくために自分自身がお手本となるような行動をしっかりと心掛けようと思う。
・保育をするうえで、目的をしっかり定めなければ、子どもにどう接するかわからなくなってしまうのだと気づいた。チームの一員として職員間の意思の疎通、共有する時間を大切にしていきたいと思う。
・目的と目標について、しっかり説明して頂き、大変わかりやすかったです。自分自身がいっぱいいっぱいにならないように、日ごろの保育を意識したいと思います。
・以前の保育は、集団でまとめることに夢中で、個性を尊重できる余裕はなく、強要、強制がほどんどでした。しかし保育指針も変わり、勉強が必要だなと、とても感じております。まずは肯定的な言葉で保育していこうと思います。
・自分がいまだに「昔の保育」をしていると改めて感じました。子どもに“こうなって欲しい?”と毎回自分に問いかけをしながら保育していきたいと思います。
・大人、子ども、関係なく「相手を思いやること」が大切であると改めて感じ、これからもお互い心地よくしていけたら、と思います。
・今日の研修を通して、保育者自身が~歳までに~できるようにしておかなければならない!と余裕をもてなくした結果、不適切な声かけに繋がっていると感じた。“前の担任がしてくれなかった”とならないように必死になる部分があると思った。しかし保育園全体でチームとなり、一人一人の子どもをみて、保育していけるようにしたいと思う。
・自主的に=気持ちが向くまで待つことだと思います。時間が限られていると難しく思いました。子育て中ですが、我が子にも使っているおどし、強制、強要…変えていくことが課題だとわかっていますが、難しいです。
子どもの気持ちを大切にしたい
けれど
時間が限られている
もしくは
人手が限られている、というお声も
多いですね。
ですから
テクニックとして
〇〇しないと××になるよ
という
“おどし”を使ってしまう…
これは
子どもを(相手を)
自分の思い通りに
動かそうとするテクニックであって
される側(子ども)の視点に立つと
相手の思いにそわないと
罰が与えられる
から
罰を逃れるためには
この人の言う通りにしよう
という心の動きをもたらすワケです。
実は、
このテクニックを使う大人側に
お手本(モデル)が存在します。
そのようにされた経験
そのようにしているのを見た経験が
あるのです。
誰かの意にそうよう
自分の行動を選ぶ。
それは
罰を逃れるため
(わるい評価にならないため)
もしくは
よい評価をもらうため。
よい評価をもらう、は
ごほうびですね。
つまり
鬼くるよ、といった
罰のおどしと、
頑張ったら
ごほうびあるよ、という
人参を鼻先にぶらさげる方法は
心理的なテクニックとしては
同類です。
そして
人の心理には
ごほうび人参よりも
罰のほうに
即効性があります。
子どもに
そのようなテクニックを使う
大人には
自分がされてきた過去や
自分が
他からの評価で行動するという
経験があるワケです。
ほとんどの人が
経験しているでしょう。
ある意味
そんな人間関係が
世の中には
いっぱいあるのも事実です。
もちろん
誰だって
多かれ少なかれ
よい評価は欲しいし
罰や
わるい評価はイヤなものです。
しかし
それと比べて
もっと大切なことが
あるかどうか、
ですよ。
前の担任がしてくれなかった
と言われたくないことと
子ども一人一人が
健康に育っていくことと
どちらを大切にしたいですか、
ということです。
先生たちも
人間です。
心の動きがあります。
当然です。
どうぞ
自分の心の声に
耳を傾けてみてください。
そして
子どもたちに
「なってほしい大人」の姿に
自分もなりたいと
思いませんか?
自分に問いかけてみてください。
※時間が限られているので難しい
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