ブログ
『神頼み』…する派?しない派?
「気持ち」は目に見えません。
今回はメンタルのお話です。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
メンタルケアのお仕事は
守秘義務もあり
活動報告にあげていませんが
コロナ禍のストレスもあって
ご依頼が増えております。
「気持ち」という
目に見えないものへのアプローチですが
保育士さんやママさんは
子ども、子育て、保育になぞらえて
お話が出来るので
短時間のセッションで
コツをつかめる方も多いです。
はい、
「気持ち」って
赤ちゃんのときから、ありますよね。
でも
赤ちゃんって「考える力」は
持たずに生まれてきますよね。
「考える力」が育っていく過程を
子どもの発達過程として
保育研修ではお伝えしていますが
およそ12年をかけて
人間という動物は
「思考力」が育っていきます。
ですから
「心」=メンタルは赤ちゃん
「思考」=マインドが大人
と例えると
わかりやすいです。
でも
私たちは
いとも自然に
この「思考」というものを
身につけてきたものですから
その仕組みと正体
「感情(心)」との関係に
気づきにくくなっています。
そこで
タイトルの「神頼み」です。
「神頼み」…する派ですか?
日本人は
特別な宗教を持たない人も多いですが
だから、といってもいいかもしれません
「祈り」が下手くそだなんだなーと思います。
自分が
「こうなりたい」
と願うことが下手で
“誰かにこうしてほしい”
という願いが強い。
例えば
「神頼み」ですが
本来“神に祈る”というもの
ですが
とにかく
自分のお願いばかり唱えている。
わかりやすく
具体的な例にしましょう。
私は
某ミュージカル俳優さんの
大ファンなのですが、
“その方に会いたい!”
という願いを叶えるためには
どうしたらよいでしょう?
まずは
その方の出演する舞台を探して
チケットをとる。
だよね。
会いたい会いたいと
願っているだけでは
たぶん
会えません。
※すっごい偶然で道でバッタリ!の可能性はゼロではありませんが。
さて
そのチケットが
抽選だったら・・・
はい、ここで「神頼み」ですよ。
チケット
当たりますように!!
わかりますか?
この話をきくと
「偶然に道でバッタリ出会いますように」と祈るより
「チケット当たりますように」と祈るほうが
願いが叶いやすいよね、と
思いますよね。
実は、
「祈り」とは
実現を願うもの
という定義がありますが
その語源は
「生きること(い)を宣べる(のり)」
自分が生きていることに感謝し
自分の行動を宣言すること
だそうです。
自分の生命に感謝し
行動を見守ってもらうことが
「祈り」の本来の意味になります。
まず感謝の気持ちがあって
そこに自分の
願いに向かう行動があって
その行動について
見守ってもらう、が
「祈り」です。
メンタルケアの
お仕事をしていると
特に感じます。
心が弱っている人は
自分の行動
=自分がこうしたい
(なりたい自分になるための、願いを叶えるための行動)
に気づきにくく、
誰かにこうしてほしい
という願いが大きくなってしまう。
そこには
自分がこうしたい
と感じたことを
「思考」が
してはいけないと抑えつけてきた
過去がある。
やりたいことを
やりたいようにやることを
「思考」で抑えつけることが
「正しい」と
誤解し続けてきた人が
とても多いです。
保育
子育てに
なぞらえると
わかりやすいでしょ?
子どもが
やりたいことを
やりたいようにやる
それは
ダメで、
お友達の気持ちを「考えて」
周りの人のことを「考えて」
やってはいけません!!
ね、
そんな教育を
受けてきた人が多い。
だから
「やりたいことをやる」に
バッテンつけている人が
多いです。
その結果
「やりたいこと」を
見失ってしまう。
「やりたいこと」は
「してはいけないこと」に変換されてしまう。
そして
「こうしなくてはいけない」という「思考」に
縛られてしまう。
つまり
行動を選ぶ基準が
「誰かに〇をつけてもらう」に
なってしまうのです。
そして、これが
「誰かに〇をつけてもらったら安心」
↓
「誰かに〇をつけてもらわないと不安」
↓
「誰かに何かをしてもらって安心になりたい」
と変換してしまっているケースが多いです。
自分の願いを叶えるためには
自分で行動することが必要
ここにたどり着けていないのは
そもそも
「自分がどうなりたいか」
それを見失っていて
行動していないのに
お願いだけしている人に
なってしまっているケースが多いです。
実は、
願いが叶うことと
「自分がどうなりたいか」が
別のことなのです。
願いが叶うことは、現実が動くこと
=「事実」「現実」「自分の外側のこと」
であり
「自分がどうなりたい」の部分で求めているものは
=欲求が満たされる=安心
つまり「感情」「心」「自分の内側のこと」なのです。
YouTube動画で
ちょくちょく
事実と気持ちを区別するお話を
しています。
子どものシリーズの
YouTube動画では
「イヤイヤ期の対応」の回でお話していますが
願いが叶うことと
欲求が満たされることは
イコールではありません。
その願いが叶わなければ
自分は安心できないと
思い込む「思考」は執着や制約です。
わかりやすく言うと
お腹がすいた!という欲求を
満たそうとするとき
「〇〇というお店のサンドウィッチを手にいれなければ」と
限定してしまっていては
そりゃあ
満たされないですよ、なかなか…。
サンドウィッチじゃなくても
いっか
〇〇というお店のものじゃなくても
いっか
パンじゃなくても
いっか
と
選択肢を広げることが
「お腹を満たすもの」を増やす方法になります。
「お腹が満たされる」=安心
が欲しいものであって
“〇〇というお店のサンドウィッチ”は
本当に欲しいもの、ではなく
自分を安心にする一つのツールである
ということです。
↑
この話も
YouTube動画でしています(^^♪
「一般社団法人そだち」YouTubeは
◆コチラから◆
「神頼み」の話から
かなり広がってしまいましたが
「神頼み」がイイ、ワルイ
という話ではありません。
「祈り」「願うこと」など「言葉」を使うことは
全て「思考」を使っています。
「行動」を選ぶのも「思考」です。
自分の「思考」が
自分の「感情」を
大切にしているかどうか
ここが
心の健康にとっての
重要ポイントとなります。
メンバー限定♡オンラインサロン
♡ご案内ページはコチラ♡
※現在お申込み頂ける研修・講座はコチラから
※保育士のためのコミュニケーション講座
心理学・対人スキル・人材育成
(少人数制で、リアルなお悩みを解決する講座です)
オンライン受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
※子どもの発達心理アドバイザー養成講座
(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
オンラインで個別受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
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目に見えないものへのアプローチですが
保育士さんやママさんは
子ども、子育て、保育になぞらえて
お話が出来るので
短時間のセッションで
コツをつかめる方も多いです。
はい、
「気持ち」って
赤ちゃんのときから、ありますよね。
でも
赤ちゃんって「考える力」は
持たずに生まれてきますよね。
「考える力」が育っていく過程を
子どもの発達過程として
保育研修ではお伝えしていますが
およそ12年をかけて
人間という動物は
「思考力」が育っていきます。
ですから
「心」=メンタルは赤ちゃん
「思考」=マインドが大人
と例えると
わかりやすいです。
でも
私たちは
いとも自然に
この「思考」というものを
身につけてきたものですから
その仕組みと正体
「感情(心)」との関係に
気づきにくくなっています。
そこで
タイトルの「神頼み」です。
「神頼み」…する派ですか?
日本人は
特別な宗教を持たない人も多いですが
だから、といってもいいかもしれません
「祈り」が下手くそだなんだなーと思います。
自分が
「こうなりたい」
と願うことが下手で
“誰かにこうしてほしい”
という願いが強い。
例えば
「神頼み」ですが
本来“神に祈る”というもの
ですが
とにかく
自分のお願いばかり唱えている。
わかりやすく
具体的な例にしましょう。
私は
某ミュージカル俳優さんの
大ファンなのですが、
“その方に会いたい!”
という願いを叶えるためには
どうしたらよいでしょう?
まずは
その方の出演する舞台を探して
チケットをとる。
だよね。
会いたい会いたいと
願っているだけでは
たぶん
会えません。
※すっごい偶然で道でバッタリ!の可能性はゼロではありませんが。
さて
そのチケットが
抽選だったら・・・
はい、ここで「神頼み」ですよ。
チケット
当たりますように!!
わかりますか?
この話をきくと
「偶然に道でバッタリ出会いますように」と祈るより
「チケット当たりますように」と祈るほうが
願いが叶いやすいよね、と
思いますよね。
実は、
「祈り」とは
実現を願うもの
という定義がありますが
その語源は
「生きること(い)を宣べる(のり)」
自分が生きていることに感謝し
自分の行動を宣言すること
だそうです。
自分の生命に感謝し
行動を見守ってもらうことが
「祈り」の本来の意味になります。
まず感謝の気持ちがあって
そこに自分の
願いに向かう行動があって
その行動について
見守ってもらう、が
「祈り」です。
メンタルケアの
お仕事をしていると
特に感じます。
心が弱っている人は
自分の行動
=自分がこうしたい
(なりたい自分になるための、願いを叶えるための行動)
に気づきにくく、
誰かにこうしてほしい
という願いが大きくなってしまう。
そこには
自分がこうしたい
と感じたことを
「思考」が
してはいけないと抑えつけてきた
過去がある。
やりたいことを
やりたいようにやることを
「思考」で抑えつけることが
「正しい」と
誤解し続けてきた人が
とても多いです。
保育
子育てに
なぞらえると
わかりやすいでしょ?
子どもが
やりたいことを
やりたいようにやる
それは
ダメで、
お友達の気持ちを「考えて」
周りの人のことを「考えて」
やってはいけません!!
ね、
そんな教育を
受けてきた人が多い。
だから
「やりたいことをやる」に
バッテンつけている人が
多いです。
その結果
「やりたいこと」を
見失ってしまう。
「やりたいこと」は
「してはいけないこと」に変換されてしまう。
そして
「こうしなくてはいけない」という「思考」に
縛られてしまう。
つまり
行動を選ぶ基準が
「誰かに〇をつけてもらう」に
なってしまうのです。
そして、これが
「誰かに〇をつけてもらったら安心」
↓
「誰かに〇をつけてもらわないと不安」
↓
「誰かに何かをしてもらって安心になりたい」
と変換してしまっているケースが多いです。
自分の願いを叶えるためには
自分で行動することが必要
ここにたどり着けていないのは
そもそも
「自分がどうなりたいか」
それを見失っていて
行動していないのに
お願いだけしている人に
なってしまっているケースが多いです。
実は、
願いが叶うことと
「自分がどうなりたいか」が
別のことなのです。
願いが叶うことは、現実が動くこと
=「事実」「現実」「自分の外側のこと」
であり
「自分がどうなりたい」の部分で求めているものは
=欲求が満たされる=安心
つまり「感情」「心」「自分の内側のこと」なのです。
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欲求が満たされることは
イコールではありません。
その願いが叶わなければ
自分は安心できないと
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わかりやすく言うと
お腹がすいた!という欲求を
満たそうとするとき
「〇〇というお店のサンドウィッチを手にいれなければ」と
限定してしまっていては
そりゃあ
満たされないですよ、なかなか…。
サンドウィッチじゃなくても
いっか
〇〇というお店のものじゃなくても
いっか
パンじゃなくても
いっか
と
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