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でも、だって・・・言い訳の下にある心理
出来ない理由を探している…という言葉、聞いたことがありますか?
やらない人は出来ない理由を探してしまう、と言われていますが、その下にはどんな心理があるのでしょうか…。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
私はいつも、
やる、やらない、出来る、出来ない
という
目に見える行動だけを見ないで、
その下にある「気持ち」を
考えましょう、と
お伝えしています。
目に見える結果は
同じでも
それに至る気持ちは
それぞれで
結果さえ
得られたら
それが解決なのか?
というと
そうではないから。
例えば、
不登校のお子さんにとって、
「学校に行く」ことが
解決、ゴール
ではないですよね?
なぜ
学校に行かないのか
その下にある「心の問題」
が解決できなければ
たとえば
形としては
学校に「行った」としても
それだけでは何の意味もないですよね。
今、
新型コロナウイルスの影響で
人々の生活が
非常に窮屈になり
様々なストレスが蔓延しています。
人々の心も体も
そして社会も不健康。
家庭の中も
不健康…になっているところが
増えているでしょう。
家族の人間関係が
不安定になること
家の中の居心地が悪くなること
悲しいけれど
実際に起こっていることです。
今回は
でも、だって…
の下にある「気持ち」について
分析したいと思います。
家族の会話に
増えていませんか?
なんでしないの?
なんでそんなことするの?
なんで
なんで
なんで
はい、「なんで?」
って聞かれたから「理由」を言うんですよね。
「理由」の言いはじめが
「でも」「だって」
になると
いっきに「言い訳」感が増します。
そして
「それは言い訳」だと思うから
腹がたつわけです。
では、
なぜ「言い訳」の類の理由が
出てくるのでしょうか。
そうです。
「保身」ですよね。
自分の行動を正当化したい
もしくは
誰かのせいにしたい。
つまり
「自分は悪くない」
と主張したいのです。
はい。
「自分は悪くない」
これを主張したい
ということは
「ワルイ」と評価する
誰かが
そこに存在する
ということです。
どんな理由を述べたとしても
そこに「よい」「わるい」という
評価がつかなければ
言い訳をする必要は
なくなるワケです。
家族なのですから
「評価」はやめませんか?
でも
家族だから
家の中だからと
勝手気ままに過ごしてもいい
ってことはないでしょ?!
そんな声が
聞こえてきそうです。
そうですね。
家庭の中にも
ルール(暗黙のルールを含む)
はありますよね。
その「ルール」は
誰のためにあるのでしょうか?
はい。
家族のため、ですよ。
そこに集う人たちが
気持ちよく過ごすために
「ルール」というものは
存在します。
つまり、
「気持ちの問題」なのです。
それをしないと「わるい」
ではなく
それをしないと
誰かが不快な思いをする、のです。
家族みんなが
気持ちよく過ごすために
それぞれが
気持ちを伝え合うことで
コミュニケーションしませんか?
ルールを守ることが「よい」ことで
守らないのは「ワルイ」こと、
ということの本質は
ルールを守ると
みんなが「気持ちよく」て
守らない人がいると「不快」な人が出る
ということにあるハズです。
〇☓の評価
誰がワルイという評価
ではなく
誰が
どんな気持ちになるのか
そういう「人の気持ち」
そして「自分の気持ち」
というものが
コミュニティの快適さに
直結しているのだと
本来は家庭で学ぶものです。
なぜなら
家族だからこそ
まるっと本音で話せるから。
そして
家庭ではない
外の世界でのコミュニケーションは
ちょっと様子が違うぞ、と
外での学びに繋がるワケです。
「評価」をやめて
「気持ち」の話をしてください。
どんな気持ちでも
本当の気持ちを出せて
どんな気持ちでも
〇☓で評価をされなければ
「言い訳」というものは
消滅します。
必要なくなるのですから。
ホントの自分でいられるから
ホントの自分をまるごと受け容れてもらえるから
リラックスできる場所になるワケです。
それが家族であり
家庭です。
さて、冒頭の
「出来ない理由を探してしまう」件ですが
これは「自分に対する言い訳」です。
自分が自分を評価している状態です。
その評価の物差しは
一般常識だったり
世間体だったりします。
この場合も「評価」をやめて
「自分の気持ち」にフォーカスすることが
大切です。
自分に言い訳をしてしまう人は
自分は悪くないと
認めて欲しくて
それを自分の中でやっている状態ですが
ワルイとか劣っているとか
そういう「評価」の物差しで見るのではなく
自分のなりたい姿
どんな自分でありたいのか
という「本心」に気付くことからです。
だって〇〇だから
仕方ないんだもん!
と言っている自分が
本当に自分のなりたい姿であり
自分の大好きな自分なのか
そこに
自分の本心が伴っていれば
「だって」
という言葉はつかなくなるでしょう。
「だって、出来ないんだもん」
ではなく
「やらないと決めました」と
胸をはって
言い切れる自分であれば
心の健康状態はよくなるハズです。
そして
あなたがやらない事を
やってくださっている誰かに
感謝の気持ちを持つことができるでしょう。
※子どもの発達心理アドバイザー養成講座
(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
オンラインで個別受講できます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
個人セッションご案内はコチラ
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やらない人は出来ない理由を探してしまう、と言われていますが、その下にはどんな心理があるのでしょうか…。
こんにちは!
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私はいつも、
やる、やらない、出来る、出来ない
という
目に見える行動だけを見ないで、
その下にある「気持ち」を
考えましょう、と
お伝えしています。
目に見える結果は
同じでも
それに至る気持ちは
それぞれで
結果さえ
得られたら
それが解決なのか?
というと
そうではないから。
例えば、
不登校のお子さんにとって、
「学校に行く」ことが
解決、ゴール
ではないですよね?
なぜ
学校に行かないのか
その下にある「心の問題」
が解決できなければ
たとえば
形としては
学校に「行った」としても
それだけでは何の意味もないですよね。
今、
新型コロナウイルスの影響で
人々の生活が
非常に窮屈になり
様々なストレスが蔓延しています。
人々の心も体も
そして社会も不健康。
家庭の中も
不健康…になっているところが
増えているでしょう。
家族の人間関係が
不安定になること
家の中の居心地が悪くなること
悲しいけれど
実際に起こっていることです。
今回は
でも、だって…
の下にある「気持ち」について
分析したいと思います。
家族の会話に
増えていませんか?
なんでしないの?
なんでそんなことするの?
なんで
なんで
なんで
はい、「なんで?」
って聞かれたから「理由」を言うんですよね。
「理由」の言いはじめが
「でも」「だって」
になると
いっきに「言い訳」感が増します。
そして
「それは言い訳」だと思うから
腹がたつわけです。
では、
なぜ「言い訳」の類の理由が
出てくるのでしょうか。
そうです。
「保身」ですよね。
自分の行動を正当化したい
もしくは
誰かのせいにしたい。
つまり
「自分は悪くない」
と主張したいのです。
はい。
「自分は悪くない」
これを主張したい
ということは
「ワルイ」と評価する
誰かが
そこに存在する
ということです。
どんな理由を述べたとしても
そこに「よい」「わるい」という
評価がつかなければ
言い訳をする必要は
なくなるワケです。
家族なのですから
「評価」はやめませんか?
でも
家族だから
家の中だからと
勝手気ままに過ごしてもいい
ってことはないでしょ?!
そんな声が
聞こえてきそうです。
そうですね。
家庭の中にも
ルール(暗黙のルールを含む)
はありますよね。
その「ルール」は
誰のためにあるのでしょうか?
はい。
家族のため、ですよ。
そこに集う人たちが
気持ちよく過ごすために
「ルール」というものは
存在します。
つまり、
「気持ちの問題」なのです。
それをしないと「わるい」
ではなく
それをしないと
誰かが不快な思いをする、のです。
家族みんなが
気持ちよく過ごすために
それぞれが
気持ちを伝え合うことで
コミュニケーションしませんか?
ルールを守ることが「よい」ことで
守らないのは「ワルイ」こと、
ということの本質は
ルールを守ると
みんなが「気持ちよく」て
守らない人がいると「不快」な人が出る
ということにあるハズです。
〇☓の評価
誰がワルイという評価
ではなく
誰が
どんな気持ちになるのか
そういう「人の気持ち」
そして「自分の気持ち」
というものが
コミュニティの快適さに
直結しているのだと
本来は家庭で学ぶものです。
なぜなら
家族だからこそ
まるっと本音で話せるから。
そして
家庭ではない
外の世界でのコミュニケーションは
ちょっと様子が違うぞ、と
外での学びに繋がるワケです。
「評価」をやめて
「気持ち」の話をしてください。
どんな気持ちでも
本当の気持ちを出せて
どんな気持ちでも
〇☓で評価をされなければ
「言い訳」というものは
消滅します。
必要なくなるのですから。
ホントの自分でいられるから
ホントの自分をまるごと受け容れてもらえるから
リラックスできる場所になるワケです。
それが家族であり
家庭です。
さて、冒頭の
「出来ない理由を探してしまう」件ですが
これは「自分に対する言い訳」です。
自分が自分を評価している状態です。
その評価の物差しは
一般常識だったり
世間体だったりします。
この場合も「評価」をやめて
「自分の気持ち」にフォーカスすることが
大切です。
自分に言い訳をしてしまう人は
自分は悪くないと
認めて欲しくて
それを自分の中でやっている状態ですが
ワルイとか劣っているとか
そういう「評価」の物差しで見るのではなく
自分のなりたい姿
どんな自分でありたいのか
という「本心」に気付くことからです。
だって〇〇だから
仕方ないんだもん!
と言っている自分が
本当に自分のなりたい姿であり
自分の大好きな自分なのか
そこに
自分の本心が伴っていれば
「だって」
という言葉はつかなくなるでしょう。
「だって、出来ないんだもん」
ではなく
「やらないと決めました」と
胸をはって
言い切れる自分であれば
心の健康状態はよくなるハズです。
そして
あなたがやらない事を
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