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心の健康~今こそストレス対策を~(自粛の本当の意味)
やっとメディアでも、子どものストレスについてが話題になってきました。
今、現実では皆が不自由になっています。でも、心まで不自由になってはいけないのです。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
新型コロナウイルス感染拡大防止への対策で
7つの府県で
緊急事態宣言が出され、
以前にもまして
生活が不自由になっています。
学校の一斉休校が行われた時から
私の一番の懸念は
「子どものストレス」でしたが、
休校の続行が決まり、
やっとメディアでも
子どもたちのストレスについて
話題にすることが出てきました。
たまたま
ついていたテレビで
イギリスの様子が問題にされていて、
なるほど、と思ったことがあったので
今日は「自粛」と「禁止」の違いから
ストレス対策そして
心の健康について
書きたいと思います。
私のみていたテレビ番組では
イギリスの
児童虐待およびDVの件数が
通報の件数だけで
通常の4倍になっている、というものでした。
家に閉じ込められ、
大人がストレスを上手く扱えずに
子どもや女性といった
弱い存在に向けて
暴力が行われる。
日本も、イギリスほどではないけれど
確実に増えているので
考えなくてはならない、という
趣旨の番組(コーナー)でした。
そうなのです。
子どものストレスを考えるとき
必ず大人の「心の状態」が重要になってくるのです。
ここで、私が思ったのは
イギリスと日本の違い。
イギリスは
「外出禁止」が命令されており、
日本は
「活動自粛」が要請されている。
この
「禁止」と「自粛」には
大きな違いがあります。
わかりますか?
「自粛」の「自」は
「自分」の「自」なのです。
「自粛」を国語辞典でひくと
「自ら進んで、自分の行動や態度を慎むこと」
とあります。
そうです。
自分で自分の行動や態度を「決める」のです。
この
「自分で決める」ということに
重要なポイントがあります。
「禁止」の命令をされるということは
自分で決められない、ということなのです。
自分で決められないという「不自由」が
心の不健康をもたらすのです。
今、現実の世界では
たくさんの不自由が存在します。
「行動」は確かに「不自由」です。
でも、
その「行動」を決める「心」までもが
「不自由」になってはいけないのです。
もちろん、緊急事態宣言により
「要請」されていて、
「やれないこと」が多いです。
でも
「やってはいけない、と誰かに言われたからやれない(やらない)」
のと
「やりたいけど、考えてみて、それはやらないほうがいいから、やらない」
のには
大きな違いがあるのです。
後者は、
自分で考え、決めていますよね。
そこに「心の自由」があるのです。
「行動」は「不自由」でも
「心」は「自由」なのです。
つまり、
「自粛」の本当の意味は、
誰かに(国や県に)命令されて制限されている
のではなく
「自分で考えて、自分の行動を慎もうと決める」
ということです。
最初に言ったように
大人がストレスをうまく扱えないことで
子どもたちに影響が及びます。
子ども自身のストレスについても
考えなくてはなりません。
だから、今こそ
心の健康について
意識をして欲しいのです。
「心」は「不自由」になると
弱ります。
弱った「心」は
どんどんストレスに弱くなります。
悪循環がおこります。
どれだけ「行動」が「不自由」でも
「この行動は、自分で考えて決めたんだ」と
自覚することで
「心」は「自由だ!だって自分で決めたんだもん!」と
なるワケです。
大人の皆さんは
「心」を「不自由」にしないで
「自分で決める」という「自由」を感じてください。
そして
子どものストレスを考えるとき、
子どもさん自身が
「自分で選んだ、決めた」と思えるように
サポートしてください。
自宅で仕事をする
学校がお休み
友達と遊んでいない
状態(現実)は同じでも
「それは、自分で考えて決めた」と
思えることが
「心の自由」です。
つまり、
主体がどこにあるか、ということです。
自分主体である、ということが「心の健康」のポイントです。
例えば、
学校に行ってはいけない、
ではなくて
学校がお休みになった。
行きたいけど、お休みです。
↑
これは現実の不自由。
でも
お休みでも、強引に行こうと思えば
門の前までは行けるし、
中にも入れるかもしれませんよね、
では、
どうしますか?
行きますか?行かないですか?
自分で決めるのです。
実はこうやって
本当は皆
自分で決めているのです。
「心」を「不自由」にさせているのは
誰でもない
「自分」だということに
気付いてください。
それは「誰かのせい」にしていることです。
そして
「心」を「自由」に出来るのは
誰でもない
「自分」だけなんだ、ということに
気付いてください。
日本の
「自粛要請」は
こういったことを専門家会議の中の
どなたかが
知っていてくれた…
のかどうかは
わかりませんが(笑)
「強制はしない」
「禁止はしない」
ということには
実は大きな意味があります。
どうか
みなさん
「強制されている」と感じないでください。
みんなで協力しているんだ、
自分の出来ることを
考えてやろう、
やっているんだ、
そういう風に
まず大人が感じることが
大事です。
大人の心が健康でなければ
子どもの健康は守れません。
大人の
不安や不満
ストレスが
子どもたちに悪影響を及ぼします。
今こそ
「現実」と(行動と)
「気持ち」を
しっかり区別して
子どもたちのストレスについて
考えていきましょう。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
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今、現実では皆が不自由になっています。でも、心まで不自由になってはいけないのです。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
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新型コロナウイルス感染拡大防止への対策で
7つの府県で
緊急事態宣言が出され、
以前にもまして
生活が不自由になっています。
学校の一斉休校が行われた時から
私の一番の懸念は
「子どものストレス」でしたが、
休校の続行が決まり、
やっとメディアでも
子どもたちのストレスについて
話題にすることが出てきました。
たまたま
ついていたテレビで
イギリスの様子が問題にされていて、
なるほど、と思ったことがあったので
今日は「自粛」と「禁止」の違いから
ストレス対策そして
心の健康について
書きたいと思います。
私のみていたテレビ番組では
イギリスの
児童虐待およびDVの件数が
通報の件数だけで
通常の4倍になっている、というものでした。
家に閉じ込められ、
大人がストレスを上手く扱えずに
子どもや女性といった
弱い存在に向けて
暴力が行われる。
日本も、イギリスほどではないけれど
確実に増えているので
考えなくてはならない、という
趣旨の番組(コーナー)でした。
そうなのです。
子どものストレスを考えるとき
必ず大人の「心の状態」が重要になってくるのです。
ここで、私が思ったのは
イギリスと日本の違い。
イギリスは
「外出禁止」が命令されており、
日本は
「活動自粛」が要請されている。
この
「禁止」と「自粛」には
大きな違いがあります。
わかりますか?
「自粛」の「自」は
「自分」の「自」なのです。
「自粛」を国語辞典でひくと
「自ら進んで、自分の行動や態度を慎むこと」
とあります。
そうです。
自分で自分の行動や態度を「決める」のです。
この
「自分で決める」ということに
重要なポイントがあります。
「禁止」の命令をされるということは
自分で決められない、ということなのです。
自分で決められないという「不自由」が
心の不健康をもたらすのです。
今、現実の世界では
たくさんの不自由が存在します。
「行動」は確かに「不自由」です。
でも、
その「行動」を決める「心」までもが
「不自由」になってはいけないのです。
もちろん、緊急事態宣言により
「要請」されていて、
「やれないこと」が多いです。
でも
「やってはいけない、と誰かに言われたからやれない(やらない)」
のと
「やりたいけど、考えてみて、それはやらないほうがいいから、やらない」
のには
大きな違いがあるのです。
後者は、
自分で考え、決めていますよね。
そこに「心の自由」があるのです。
「行動」は「不自由」でも
「心」は「自由」なのです。
つまり、
「自粛」の本当の意味は、
誰かに(国や県に)命令されて制限されている
のではなく
「自分で考えて、自分の行動を慎もうと決める」
ということです。
最初に言ったように
大人がストレスをうまく扱えないことで
子どもたちに影響が及びます。
子ども自身のストレスについても
考えなくてはなりません。
だから、今こそ
心の健康について
意識をして欲しいのです。
「心」は「不自由」になると
弱ります。
弱った「心」は
どんどんストレスに弱くなります。
悪循環がおこります。
どれだけ「行動」が「不自由」でも
「この行動は、自分で考えて決めたんだ」と
自覚することで
「心」は「自由だ!だって自分で決めたんだもん!」と
なるワケです。
大人の皆さんは
「心」を「不自由」にしないで
「自分で決める」という「自由」を感じてください。
そして
子どものストレスを考えるとき、
子どもさん自身が
「自分で選んだ、決めた」と思えるように
サポートしてください。
自宅で仕事をする
学校がお休み
友達と遊んでいない
状態(現実)は同じでも
「それは、自分で考えて決めた」と
思えることが
「心の自由」です。
つまり、
主体がどこにあるか、ということです。
自分主体である、ということが「心の健康」のポイントです。
例えば、
学校に行ってはいけない、
ではなくて
学校がお休みになった。
行きたいけど、お休みです。
↑
これは現実の不自由。
でも
お休みでも、強引に行こうと思えば
門の前までは行けるし、
中にも入れるかもしれませんよね、
では、
どうしますか?
行きますか?行かないですか?
自分で決めるのです。
実はこうやって
本当は皆
自分で決めているのです。
「心」を「不自由」にさせているのは
誰でもない
「自分」だということに
気付いてください。
それは「誰かのせい」にしていることです。
そして
「心」を「自由」に出来るのは
誰でもない
「自分」だけなんだ、ということに
気付いてください。
日本の
「自粛要請」は
こういったことを専門家会議の中の
どなたかが
知っていてくれた…
のかどうかは
わかりませんが(笑)
「強制はしない」
「禁止はしない」
ということには
実は大きな意味があります。
どうか
みなさん
「強制されている」と感じないでください。
みんなで協力しているんだ、
自分の出来ることを
考えてやろう、
やっているんだ、
そういう風に
まず大人が感じることが
大事です。
大人の心が健康でなければ
子どもの健康は守れません。
大人の
不安や不満
ストレスが
子どもたちに悪影響を及ぼします。
今こそ
「現実」と(行動と)
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