こんにちは！
一般社団法人そだち　スタッフのＴです。

今日のテーマは
「子どもロコモ」
です。

先日、テレビのニュースで
「子どもロコモ」についてやっていました。

子どもの「運動不足」から起きる
特に基礎疾患がない子どもの
運動器機能異常、運動機能低下を
「子どもロコモ」と呼ぶのだそうです。

元々、ロコモ（ロコモティブシンドローム「運動器症候群」）というのは
高齢者の要介護になる原因と言われていて
老化現象による運動器の障害
バランス能力や柔軟性の低下、不良姿勢など
40代以上の中高年から意識をして
健康寿命を延ばしましょう、という問題でした。

それが最近、子どもにもロコモの症状が見られるように
なっていきて、新たな問題となっている様です。



その「子どもロコモ」が原因で
「転びやすい」「姿勢が悪い」「疲れてすぐ座りたがる」
などの症状が出るそうです。
そして、大人になった時に骨や関節が弱く
20代から30代で骨折しやすくなるリスクが高くなるとのこと。

 

その他に、単に体力・運動能力の問題だけでなく
意欲や集中力、コミュニケーション能力の発達にも
影響を及ぼすと指摘され、問題視されているのだそうです。

そのニュースで取り上げられていたのは
小学生、中学生の義務教育の年齢の
お子さんたちの問題でしたが
少し調べてみたところ
５歳のお子さんの「腰痛」などの記事も出てきました。

そして、なぜ「子どもロコモ」が
増えているのか、という原因が
社会環境や生活の仕方が変化したこと。

外遊びをする機会が減っていること。
ドアノブがレバーになっていたり
蛇口は手をかざすだけで水が出る。
靴ひもを結ばない、などがあげられている記事を見ましたが

これ、いつも講演や研修で
代表が言っていることと同じだな、と思いました。

子どもさんたちが、精一杯、体を動かして
遊べる場所や機会が減っていることや
身の回りの道具が、いろんな動きをする必要が
なくなってしまっていること。

子どもを取り巻く環境としては
良くない時代なんだなあと、改めて思います。

「しっかり体を動かすこと」を
大人も子どもも、もっと意識しないと
いけないんだなあと、考えさせられました。

 


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