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出来ないこともあるのだ…じゃあどうする?
子ども主体の保育を実践するなかで
困っていることについて、研修させて頂きました。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
大阪市北区
都会のど真ん中にある
社会福祉法人 大阪主婦之会保育園さま
よりご依頼をいただき
前回の
「子ども主体の保育」の研修に
引き続き
現場での
先生たちの“困りごと”について
事前に質問を出して頂き
お答えする研修を実施いたしました。
受講の先生方から
頂いたご感想の一部を
ご紹介します。
一つ一つ
具体的な現場のお悩みに
「保育所保育指針」の中から
ヒントを得ていく方法を
お伝えしました。
そうすることで
「子ども主体」の軸をもつことが
できます。
指針にそっていけば
必ず“子どもの人権”は尊重されます。
そのうえで
まずは
子どもの気持ちを大切にすること。
そして
「気持ちを大切にすること」と
「子どもの願いを全て叶えること」の
違いについて
具体例を示しながら
お伝えしました。
例えば
雨がじゃがじゃが降っていたら
どれだけ子どもが
散歩に行きたいと言っても
やはり行けないですよね。
このとき、
子どもの気持ち=散歩に行きたい
という部分は
しっかりと受けとめ
行けないことの残念な気持ちに
寄り添うことが大事で
雨でも
レインコートや傘を使って
いや、車に乗せて…などなど
なんとかして
散歩に行くことが
子ども主体の保育の実践ではない
ということです。
もちろん
なんとか工夫をすれば
不可能ではないかもしれません。
しかし
今日は残念だけど
諦めよう
という経験も
子どもにとっては
大事な経験のハズです。
つまり
どんなケースでも
そこから
子どもが何を感じ
どんな経験になるのか
という部分を
指針も参考にしながら
考えていくことが大事なポイント
なのです。
もちろん
できるだけ
子どものやりたいことを
実現できるよう
工夫できることは
していきたいです。
これまでのやり方では
それはダメ
となっていたものも
本当にダメなのか?
と考えると
そうではないものが
多いです。
そして
本当にダメだよね、出来ないよね、
というものも
あります。
そして
ダメなこと、出来ないことに
ぶつかったときこそ
子どもの気持ちを大切にする
そのうえで
じゃあどうする?
ココが大事です。
また
大人の都合を
優先しないことは
ポイントではありますが
こちらにも
やはり都合があるワケで。
そんなケースでは
「こちらの都合で申し訳ありませんが」
という気持ちで接すること
そして
ゆずったり
ゆずってもらったりが
対等な人間関係だと
私は思います。
全てを
希望どおりにすることが
相手を大切にすること
ではなく
希望がかなえられたり
かなわなかったりする
そんななかで
「私はあなたの味方です」を貫くことが
相手を大切にすること
ではないでしょうか。
できること
できないこと
これを決めるのは
誰でしょう?
私たちは
して欲しいことについて
子どもが「出来ない…」と言ったら
やる前から
出来ないではなく
やってみようという
意欲をもってほしいと
思いますよね。
では
子どもがやりたい!と思うことで
こちらの都合的に
(人手不足などで)
「出来ない…」と思うことも
やる前から
出来ないではなく
やってみようという
意欲をもってほしいと
思います。
それでも
どうしても
環境的に
出来ないこと
無理なことは
あるでしょう。
それが世の中というものです。
8時ちょうどの
あずさ2号(電車)に乗りたいとき
8時1分に駅について
行ってしまった電車に乗るのは…
無理じゃないですかね。
このへんの
お話は
また別の機会で
したいと思います。
メンバー限定♡オンラインサロン
♡ご案内ページはコチラ♡
※現在お申込み頂ける研修・講座はコチラから
※保育士のためのコミュニケーション講座
心理学・対人スキル・人材育成
(少人数制で、リアルなお悩みを解決する講座です)
オンライン受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
※子どもの発達心理アドバイザー養成講座
(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
オンラインで個別受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
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困っていることについて、研修させて頂きました。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
大阪市北区
都会のど真ん中にある
社会福祉法人 大阪主婦之会保育園さま
よりご依頼をいただき
前回の
「子ども主体の保育」の研修に
引き続き
現場での
先生たちの“困りごと”について
事前に質問を出して頂き
お答えする研修を実施いたしました。
受講の先生方から
頂いたご感想の一部を
ご紹介します。
・子どものやりたい事を全て“させてあげる”のではなく、環境的に出来ないことは無理な事もあると伝えていく、でも気持ちや思いをくんでいく、ということが参考になりました。見通しをもたせることは必要だと認識できました。
・職員の悩みに答えていただくなかで、子どもたちの姿をどのように捉え、子ども目線で考え、援助する大切さを再認識できました。人手不足などで一人一人となかなか向き合う時間がとれないというもどかしさはありますが、クラス内で解決しようとするのではなく、園全体で考えていきるような雰囲気づくり、助け合えるよう日頃の連携を大切にしていきたいと思います。
・指針を見ることがほとんどなかったので、今回の研修で指針を見ることで自分の考えが不要なものだったり、「そんな風に考えればいいんだ」等、新たな発見が出来ました。考えや保育に行き詰った時だけでなく、活用できればと思いました。
・今日学んだ子どもの気持ちを受けとめることと、“出来ること、出来ない事”を伝えることを意識して、保育をしていきたいです。考え方を教えていただき、気持ちが楽になりました。ありがとうございました。
・大人の都合を正当化して“絶対”と考えがちで、そこから不適切な保育につながるのだと分かりました。子どもひとりひとりの生活と遊びの個性を理解しつつ、集団との折り合いをつけていくすべをゆっくりと身に付けていけるようにしたいと思いました。
・散歩の例について答をもらった際の、個人の気持ちを尊重することと、できること、できないことがあるということは別で考えるというのが自分の中でもやもやしていた部分にしっくりきた、と感じました。子どもの立場になって、ということだけでなく、同じ一人の人間として対等に関わって伝えていきたいと思いました。
・職員の悩みに答えていただくなかで、子どもたちの姿をどのように捉え、子ども目線で考え、援助する大切さを再認識できました。人手不足などで一人一人となかなか向き合う時間がとれないというもどかしさはありますが、クラス内で解決しようとするのではなく、園全体で考えていきるような雰囲気づくり、助け合えるよう日頃の連携を大切にしていきたいと思います。
・指針を見ることがほとんどなかったので、今回の研修で指針を見ることで自分の考えが不要なものだったり、「そんな風に考えればいいんだ」等、新たな発見が出来ました。考えや保育に行き詰った時だけでなく、活用できればと思いました。
・今日学んだ子どもの気持ちを受けとめることと、“出来ること、出来ない事”を伝えることを意識して、保育をしていきたいです。考え方を教えていただき、気持ちが楽になりました。ありがとうございました。
・大人の都合を正当化して“絶対”と考えがちで、そこから不適切な保育につながるのだと分かりました。子どもひとりひとりの生活と遊びの個性を理解しつつ、集団との折り合いをつけていくすべをゆっくりと身に付けていけるようにしたいと思いました。
・散歩の例について答をもらった際の、個人の気持ちを尊重することと、できること、できないことがあるということは別で考えるというのが自分の中でもやもやしていた部分にしっくりきた、と感じました。子どもの立場になって、ということだけでなく、同じ一人の人間として対等に関わって伝えていきたいと思いました。
一つ一つ
具体的な現場のお悩みに
「保育所保育指針」の中から
ヒントを得ていく方法を
お伝えしました。
そうすることで
「子ども主体」の軸をもつことが
できます。
指針にそっていけば
必ず“子どもの人権”は尊重されます。
そのうえで
まずは
子どもの気持ちを大切にすること。
そして
「気持ちを大切にすること」と
「子どもの願いを全て叶えること」の
違いについて
具体例を示しながら
お伝えしました。
例えば
雨がじゃがじゃが降っていたら
どれだけ子どもが
散歩に行きたいと言っても
やはり行けないですよね。
このとき、
子どもの気持ち=散歩に行きたい
という部分は
しっかりと受けとめ
行けないことの残念な気持ちに
寄り添うことが大事で
雨でも
レインコートや傘を使って
いや、車に乗せて…などなど
なんとかして
散歩に行くことが
子ども主体の保育の実践ではない
ということです。
もちろん
なんとか工夫をすれば
不可能ではないかもしれません。
しかし
今日は残念だけど
諦めよう
という経験も
子どもにとっては
大事な経験のハズです。
つまり
どんなケースでも
そこから
子どもが何を感じ
どんな経験になるのか
という部分を
指針も参考にしながら
考えていくことが大事なポイント
なのです。
もちろん
できるだけ
子どものやりたいことを
実現できるよう
工夫できることは
していきたいです。
これまでのやり方では
それはダメ
となっていたものも
本当にダメなのか?
と考えると
そうではないものが
多いです。
そして
本当にダメだよね、出来ないよね、
というものも
あります。
そして
ダメなこと、出来ないことに
ぶつかったときこそ
子どもの気持ちを大切にする
そのうえで
じゃあどうする?
ココが大事です。
また
大人の都合を
優先しないことは
ポイントではありますが
こちらにも
やはり都合があるワケで。
そんなケースでは
「こちらの都合で申し訳ありませんが」
という気持ちで接すること
そして
ゆずったり
ゆずってもらったりが
対等な人間関係だと
私は思います。
全てを
希望どおりにすることが
相手を大切にすること
ではなく
希望がかなえられたり
かなわなかったりする
そんななかで
「私はあなたの味方です」を貫くことが
相手を大切にすること
ではないでしょうか。
できること
できないこと
これを決めるのは
誰でしょう?
私たちは
して欲しいことについて
子どもが「出来ない…」と言ったら
やる前から
出来ないではなく
やってみようという
意欲をもってほしいと
思いますよね。
では
子どもがやりたい!と思うことで
こちらの都合的に
(人手不足などで)
「出来ない…」と思うことも
やる前から
出来ないではなく
やってみようという
意欲をもってほしいと
思います。
それでも
どうしても
環境的に
出来ないこと
無理なことは
あるでしょう。
それが世の中というものです。
8時ちょうどの
あずさ2号(電車)に乗りたいとき
8時1分に駅について
行ってしまった電車に乗るのは…
無理じゃないですかね。
このへんの
お話は
また別の機会で
したいと思います。
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※保育士のためのコミュニケーション講座
心理学・対人スキル・人材育成
(少人数制で、リアルなお悩みを解決する講座です)
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(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
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