ブログ
保育士あるある~新人保育士や実習生に甘える子~
新人さんが“どこまで子どもの甘えを許すか”と悩むケースもあり、
先輩保育士が、後輩の指導で悩むケースもありますね。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
現場の先生方のリアルなお悩みに
寄り添いたいという思いから
研修を受講の先生方から
お悩みをお聞かせ頂くことと同時に
インターネット検索も
ちょいちょい
やるようにしています。
今回は
Google検索で
「保育士あるある」
とやってみたところ
うん。
面白い。
色んな「保育士あるある」が
出てきますね~。
その中で
「新人の先生や実習生に甘える」という
子どもの姿について
記載がありました。
うんうん。
“あるある”ですよね。
今回は
その中で
気になったことがありましたので
私の意見を書いていこうと思います。
まず、
一番お伝えしたいことは
記事を書いている人によって
中身がバラバラだということ。
子どもの姿としては
園でみかける“あるある”な風景として
「新人さんや実習生に甘える子っているよね」
というものですが、
そのことについて
何がどうなのか、という点が
それぞれ
書いている人の考え方によって
違っているよ、ということ。
ですから
例えば
実際に自分のお悩みごととして
Google先生にきいてみよう!と
思う場合には
1つの記事で終わりにせずに
複数の人から
意見をもらうようにして欲しいのです。
これは
どんなお悩みでも
どんな調べものでも
同じことが言えると思いますが
1つの例として
私が
「新人保育士 甘える」で
検索して
出て来た3つの記事について
気になったことを
お伝えします。
以下、記事①②③それぞれの中の文章です。
①実習生や新人保育士は、まだ保育に慣れておらず、
子どものお願いを聞き入れてしまうことがあります。
②実習生や新人保育士は、まだ保育の仕事に慣れていないため、
子どもの願いを必要以上に聞き入れてしまうことが多い傾向です。
③「先生やって!」と保育士に甘えてくる子どもの姿は、
信頼して頼ってもらえるのは嬉しいことですが、どこまで手を貸すべきか
悩むところではないでしょうか。
①と②は似た文章ですが
③は全く違いますね。
これね、
「保育士あるある」で検索すると
①②が上位に表示され
③は1ページ目には出てこなかった記事です。
正直、
①②の記事を読んで気になったので
「新人保育士 甘える」で検索しなおしたら
③が出てきまして、
ほっとしました。
ただ、
③が1番に出るのですが、
①②も同時に出てきます。
んーーーーー
大いに違和感。。。
他にも
検索ワードを少し変えただけで
いろんな記事が出てきます。
いくつか読んでみて
気になるのは
やっぱり
評価(そのことの是非)が
入ってる文章が
圧倒的に多い!!
子どもが甘えることの是非や
それに対応する方法についての是非。
子どもについては
さすがに
「何か理由があって甘える」と
肯定的に捉える文章が多いですが
それでも
「何か理由があって」という部分で
擁護されているに他ならず
やっぱり
「甘える子」には問題がある
ように書かれている表現が多いです。
んーーーーー
大いに違和感。。。
え?
子どもって
甘えるものだよね。
大人だって
甘えることあるし
それって
ダメなことなの?
とにかく
「子どもを甘やかす」ことが
とってもダメなことで
「子どもを甘やかす」と
とってもダメな人間になってしまうような
そんなイメージが強いですね。
んーーー
私は
個人的に、
甘えるのが下手な人間だと
自分のことを思っていて
もっと甘え上手になったほうが
いいのかな?
と
思ったこともあります。
しかし
つまるところ
私は
甘えるより
甘えられる方の人なんだなーと
思いますし
世の中って
そういう
人と人とのバランスで
出来ていると思うのですよ。
それにね、
子どもが
普段は自分で出来ることを
(着替えとか、そういうレベルのことだよ)
「先生やって!」と
甘えることって
それこそ
本当に「あるある」なことで
普通に
やってあげたらいいだけの
ことじゃないのでしょうか。
子どもは
新しい先生が来たら
その人と関わりたくて
「やって」と言っているんだと
思うんですよね。
新人さん、実習生については
そういうケースが
ほとんどでしょ?
だから
しっかり
その先生が
自分のやり方で
その子と関わったらいい。
子どもが人を選ぶこと
人を見て
態度を変えることだって
当たり前のこと!
だよね。
ダメなの?
ぜんぜん
ふつーの
ことだよね。
とにかく評価しすぎ。
〇とか☓で見すぎ。
よいワルイという概念になりすぎ。
だと
私は思います。
もう一度
①と②記事の文章みてください。
①実習生や新人保育士は、まだ保育に慣れておらず、
子どものお願いを聞き入れてしまうことがあります。
②実習生や新人保育士は、まだ保育の仕事に慣れていないため、
子どもの願いを必要以上に聞き入れてしまうことが多い傾向です。
ね、
「子どもの願いを聞き入れてしまう」
って
しまうって
ダメですよって
いう表現でしょ。
②は必要以上に
と添えられているので
どこかまでは必要で
それ以上になってしまうと
よくないよ、
という意味になりますよね。
新人の先生は
これだからダメなのよって
見えるの。
実習生が
子どもの願いを聞き入れたら
ダメなのよって
見えるの。
とにかく
世の中には
〇☓が多いです。
そして
私は
その姿について
ぜんぜん
ダメとは思いません!!
もちろん
「理由があって」甘える、の
その「理由」のところに
問題がある場合もあります。
ですから
改善が必要な「問題」である場合は
何か策が必要です。
特別な理由があって
そのような姿になっているとしたら
もちろん
しっかり考えないといけないです。
つまり、
先輩の先生は
その姿が
はたして本当に
「問題」なのかどうか
「子ども」を見てください。
正直、
子どもが
新人さんに甘えられて
よかったな~くらいに
思って欲しい。
保育士の指導は
あなたの姿を見せていけばOKで
質問されたら
お答えする、でOKだと私は思います。
そして
新人の先生は
悩んだら
先輩に質問しましょう。
先輩は
質問できる環境を作りましょう。
実は、
③の記事は
新人保育士さん向けに
書かれていて
とても丁寧に
子どもの是非も
大人の是非も語らず
ケースによって対応は違います!
と書かれています。
これが正解!というものはない
とも書かれています。
そうなの。
私もそう思います。
全てが
ケースバイケースですし
保育(子育て)って
「何が正解か」ではなく
その都度
一生懸命に
心を傾けていくことだと思います。
子どもに。
注意することは
「子ども」に視点がいっているか
と
「子どもの将来」を考えているか
※どんな大人になってほしいか
この2つ!
私は
いろんな先生がいることが
子どもの環境としては
ベターだと思っています。
だから
こういう子には
こう対応する
というルールもいらないし
大人(先生たち)も
自分の個性を発揮して
自分らしく居てほしいのです。
自分の心を動かして
子どもたちと関わってほしいです。
甘えられる先生がいるってことも
子どもにとって
すごく大事なことだと
思っています。
※現在お申込み頂ける研修・講座はコチラから
※保育士のためのコミュニケーション講座
心理学・対人スキル・人材育成
(少人数制で、リアルなお悩みを解決する講座です)
オンライン受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
※子どもの発達心理アドバイザー養成講座
(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
オンラインで個別受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
個人セッションご案内はコチラ
Follow @UchidaYoshika
「一般社団法人そだち」公式LINE
悩みごと、相談などメッセージしてください!
先輩保育士が、後輩の指導で悩むケースもありますね。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
現場の先生方のリアルなお悩みに
寄り添いたいという思いから
研修を受講の先生方から
お悩みをお聞かせ頂くことと同時に
インターネット検索も
ちょいちょい
やるようにしています。
今回は
Google検索で
「保育士あるある」
とやってみたところ
うん。
面白い。
色んな「保育士あるある」が
出てきますね~。
その中で
「新人の先生や実習生に甘える」という
子どもの姿について
記載がありました。
うんうん。
“あるある”ですよね。
今回は
その中で
気になったことがありましたので
私の意見を書いていこうと思います。
まず、
一番お伝えしたいことは
記事を書いている人によって
中身がバラバラだということ。
子どもの姿としては
園でみかける“あるある”な風景として
「新人さんや実習生に甘える子っているよね」
というものですが、
そのことについて
何がどうなのか、という点が
それぞれ
書いている人の考え方によって
違っているよ、ということ。
ですから
例えば
実際に自分のお悩みごととして
Google先生にきいてみよう!と
思う場合には
1つの記事で終わりにせずに
複数の人から
意見をもらうようにして欲しいのです。
これは
どんなお悩みでも
どんな調べものでも
同じことが言えると思いますが
1つの例として
私が
「新人保育士 甘える」で
検索して
出て来た3つの記事について
気になったことを
お伝えします。
以下、記事①②③それぞれの中の文章です。
①実習生や新人保育士は、まだ保育に慣れておらず、
子どものお願いを聞き入れてしまうことがあります。
②実習生や新人保育士は、まだ保育の仕事に慣れていないため、
子どもの願いを必要以上に聞き入れてしまうことが多い傾向です。
③「先生やって!」と保育士に甘えてくる子どもの姿は、
信頼して頼ってもらえるのは嬉しいことですが、どこまで手を貸すべきか
悩むところではないでしょうか。
①と②は似た文章ですが
③は全く違いますね。
これね、
「保育士あるある」で検索すると
①②が上位に表示され
③は1ページ目には出てこなかった記事です。
正直、
①②の記事を読んで気になったので
「新人保育士 甘える」で検索しなおしたら
③が出てきまして、
ほっとしました。
ただ、
③が1番に出るのですが、
①②も同時に出てきます。
んーーーーー
大いに違和感。。。
他にも
検索ワードを少し変えただけで
いろんな記事が出てきます。
いくつか読んでみて
気になるのは
やっぱり
評価(そのことの是非)が
入ってる文章が
圧倒的に多い!!
子どもが甘えることの是非や
それに対応する方法についての是非。
子どもについては
さすがに
「何か理由があって甘える」と
肯定的に捉える文章が多いですが
それでも
「何か理由があって」という部分で
擁護されているに他ならず
やっぱり
「甘える子」には問題がある
ように書かれている表現が多いです。
んーーーーー
大いに違和感。。。
え?
子どもって
甘えるものだよね。
大人だって
甘えることあるし
それって
ダメなことなの?
とにかく
「子どもを甘やかす」ことが
とってもダメなことで
「子どもを甘やかす」と
とってもダメな人間になってしまうような
そんなイメージが強いですね。
んーーー
私は
個人的に、
甘えるのが下手な人間だと
自分のことを思っていて
もっと甘え上手になったほうが
いいのかな?
と
思ったこともあります。
しかし
つまるところ
私は
甘えるより
甘えられる方の人なんだなーと
思いますし
世の中って
そういう
人と人とのバランスで
出来ていると思うのですよ。
それにね、
子どもが
普段は自分で出来ることを
(着替えとか、そういうレベルのことだよ)
「先生やって!」と
甘えることって
それこそ
本当に「あるある」なことで
普通に
やってあげたらいいだけの
ことじゃないのでしょうか。
子どもは
新しい先生が来たら
その人と関わりたくて
「やって」と言っているんだと
思うんですよね。
新人さん、実習生については
そういうケースが
ほとんどでしょ?
だから
しっかり
その先生が
自分のやり方で
その子と関わったらいい。
子どもが人を選ぶこと
人を見て
態度を変えることだって
当たり前のこと!
だよね。
ダメなの?
ぜんぜん
ふつーの
ことだよね。
とにかく評価しすぎ。
〇とか☓で見すぎ。
よいワルイという概念になりすぎ。
だと
私は思います。
もう一度
①と②記事の文章みてください。
①実習生や新人保育士は、まだ保育に慣れておらず、
子どものお願いを聞き入れてしまうことがあります。
②実習生や新人保育士は、まだ保育の仕事に慣れていないため、
子どもの願いを必要以上に聞き入れてしまうことが多い傾向です。
ね、
「子どもの願いを聞き入れてしまう」
って
しまうって
ダメですよって
いう表現でしょ。
②は必要以上に
と添えられているので
どこかまでは必要で
それ以上になってしまうと
よくないよ、
という意味になりますよね。
新人の先生は
これだからダメなのよって
見えるの。
実習生が
子どもの願いを聞き入れたら
ダメなのよって
見えるの。
とにかく
世の中には
〇☓が多いです。
そして
私は
その姿について
ぜんぜん
ダメとは思いません!!
もちろん
「理由があって」甘える、の
その「理由」のところに
問題がある場合もあります。
ですから
改善が必要な「問題」である場合は
何か策が必要です。
特別な理由があって
そのような姿になっているとしたら
もちろん
しっかり考えないといけないです。
つまり、
先輩の先生は
その姿が
はたして本当に
「問題」なのかどうか
「子ども」を見てください。
正直、
子どもが
新人さんに甘えられて
よかったな~くらいに
思って欲しい。
保育士の指導は
あなたの姿を見せていけばOKで
質問されたら
お答えする、でOKだと私は思います。
そして
新人の先生は
悩んだら
先輩に質問しましょう。
先輩は
質問できる環境を作りましょう。
実は、
③の記事は
新人保育士さん向けに
書かれていて
とても丁寧に
子どもの是非も
大人の是非も語らず
ケースによって対応は違います!
と書かれています。
これが正解!というものはない
とも書かれています。
そうなの。
私もそう思います。
全てが
ケースバイケースですし
保育(子育て)って
「何が正解か」ではなく
その都度
一生懸命に
心を傾けていくことだと思います。
子どもに。
注意することは
「子ども」に視点がいっているか
と
「子どもの将来」を考えているか
※どんな大人になってほしいか
この2つ!
私は
いろんな先生がいることが
子どもの環境としては
ベターだと思っています。
だから
こういう子には
こう対応する
というルールもいらないし
大人(先生たち)も
自分の個性を発揮して
自分らしく居てほしいのです。
自分の心を動かして
子どもたちと関わってほしいです。
甘えられる先生がいるってことも
子どもにとって
すごく大事なことだと
思っています。
※現在お申込み頂ける研修・講座はコチラから
※保育士のためのコミュニケーション講座
心理学・対人スキル・人材育成
(少人数制で、リアルなお悩みを解決する講座です)
オンライン受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
※子どもの発達心理アドバイザー養成講座
(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
オンラインで個別受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
個人セッションご案内はコチラ
Follow @UchidaYoshika
「一般社団法人そだち」公式LINE
悩みごと、相談などメッセージしてください!
New Article
Archive
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年2月
- 2017年1月
- 2016年2月
- 2014年4月