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落ち着きのない子って?「落ち着き」があったほうがいい?
子どもの「自己発揮」の大切さについて、考えたことがありますか?
今、行動を修正することが大事だと思い込んでいませんか?
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
先日は
『落ち着きのない子』への接し方~関わり方を変えると子どもが変わる~
という研修をやりました。
「落ち着き」ってなに?
「落ち着きのない子」ってどんな子?
まずはソコから考えます。
大人が見て「落ち着きがない」と感じる子どもさん
①決してそうではなく、発達として望ましい姿
②遊び足りていないので、エネルギーが余っている
③好きな遊びがみつからない
④大人の関わり方が不十分なので、もっとかまってほしい
⑤環境からの刺激に対する反応
どれかです。
そして
「落ち着いている」(と大人が思える)姿だけが
「良い」というワケではなく
子どもの育ちにとって
何が大事なのかを考えて
保育の見直しをしたり
関わり方を変えたりしていくことが必要なワケです。
受講者さまのご感想を
一部ご紹介します。
・子どもの困った行動(イスに座らない、他児の物を取る)には、きちんと子ども自身の思いがあったり、人に興味がある、物に興味がある、といった必要な発達過程であることを聞き、当然の姿として捉えることが出来て、よかった。
また、愛着について、自分から求めてくる子と、そうでない子に差が出来てしまうことは、気になっていたが、差別的に考えないと思うと少し気持ちが楽になった。
・考えていたより、見守っていくことが大切だと思いました。また、スキンシップの大切さも改めて確認できました。
すぐにクラスや園で実践したいと思います。
・全クラスの先生に、無条件の肯定ストロークを協力してもらう、快が満たされるまでその子と向き合い、満足してもらい、次の意欲に繋げる、子どもに信頼してもらえるように、と同時に、子どもを信じる、これらのことを実践していきたいと思います。
“出来ない”からいけない、ではなく、子どもの意思で“しない”のだという「主体的」「肯定的」な考え方をすることの大切さを感じました。子どもの主体性を考えていたつもりでしたが、大人の考えで子どもの意欲「自己発揮」を止めてしまっていることが多くあると気付きました。主体性とは何かを考えて保育していきたいです。
「子ども主体の保育」という言葉が
以前と比べると
だいぶ浸透してきました。
なぜ「自己発揮」が大事で
なぜ「子ども主体」の保育にするべきか。
いつも「保育の目的」を明確にして
園全体で取り組んでほしいと思います。
“イスに座れない”のではなく
その子は“イスに座らない”のです。自分の意思で。
“お話が聞けない”のではなく
その子は他にしたいことがあるのです。自分の意思で。
今、イスに座らないことが、その子の将来にどう影響を及ぼしますか?
今、座れるように行動を修正すべきですか?
ただ、座れたら、それでよいのですか?
もっと
長い目で見ましょう。
子どもを信じて、
子どもの人生を応援しましょう。
大人の「こうあるべき」という考えについて
それは本当に子どもの育ちに必要な経験か、
という視点にたち
考え直す機会を持ち続けることが
保育の質の向上に繋がります。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
Follow @UchidaYoshika
「一般社団法人そだち」公式LINE
悩みごと、相談などメッセージしてください!
今、行動を修正することが大事だと思い込んでいませんか?
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「落ち着き」ってなに?
「落ち着きのない子」ってどんな子?
まずはソコから考えます。
大人が見て「落ち着きがない」と感じる子どもさん
①決してそうではなく、発達として望ましい姿
②遊び足りていないので、エネルギーが余っている
③好きな遊びがみつからない
④大人の関わり方が不十分なので、もっとかまってほしい
⑤環境からの刺激に対する反応
どれかです。
そして
「落ち着いている」(と大人が思える)姿だけが
「良い」というワケではなく
子どもの育ちにとって
何が大事なのかを考えて
保育の見直しをしたり
関わり方を変えたりしていくことが必要なワケです。
受講者さまのご感想を
一部ご紹介します。
・子どもの困った行動(イスに座らない、他児の物を取る)には、きちんと子ども自身の思いがあったり、人に興味がある、物に興味がある、といった必要な発達過程であることを聞き、当然の姿として捉えることが出来て、よかった。
また、愛着について、自分から求めてくる子と、そうでない子に差が出来てしまうことは、気になっていたが、差別的に考えないと思うと少し気持ちが楽になった。
・考えていたより、見守っていくことが大切だと思いました。また、スキンシップの大切さも改めて確認できました。
すぐにクラスや園で実践したいと思います。
・全クラスの先生に、無条件の肯定ストロークを協力してもらう、快が満たされるまでその子と向き合い、満足してもらい、次の意欲に繋げる、子どもに信頼してもらえるように、と同時に、子どもを信じる、これらのことを実践していきたいと思います。
“出来ない”からいけない、ではなく、子どもの意思で“しない”のだという「主体的」「肯定的」な考え方をすることの大切さを感じました。子どもの主体性を考えていたつもりでしたが、大人の考えで子どもの意欲「自己発揮」を止めてしまっていることが多くあると気付きました。主体性とは何かを考えて保育していきたいです。
「子ども主体の保育」という言葉が
以前と比べると
だいぶ浸透してきました。
なぜ「自己発揮」が大事で
なぜ「子ども主体」の保育にするべきか。
いつも「保育の目的」を明確にして
園全体で取り組んでほしいと思います。
“イスに座れない”のではなく
その子は“イスに座らない”のです。自分の意思で。
“お話が聞けない”のではなく
その子は他にしたいことがあるのです。自分の意思で。
今、イスに座らないことが、その子の将来にどう影響を及ぼしますか?
今、座れるように行動を修正すべきですか?
ただ、座れたら、それでよいのですか?
もっと
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子どもを信じて、
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大人の「こうあるべき」という考えについて
それは本当に子どもの育ちに必要な経験か、
という視点にたち
考え直す機会を持ち続けることが
保育の質の向上に繋がります。
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