こんにちは！
一般社団法人そだち　スタッフのＴです。

今日のテーマは
「駅のホームで走り回る子どもたち」
です。

私が長年使っている交通手段の
乗り換えの大きな駅の前には
大手の学習塾が何軒かあります。

で、そこに通っていると分かる
カバンを背負った小学生くらいの
子どもたちが、ホームで走り回る姿を
よく目にします。

電車に乗り込んだと思ったら
走り出てきて、ホームを走り
違う車両に飛び込む。
また走り出てきて、ホームを走り
違う車両に。

これを数人の子どもたちが
キャッキャッと大きな声をあげながら
繰り返す。

うるさいし、邪魔だし、危ない。

初めて見た時は
「勉強だけできても
マナーがこれじゃあねえ」と
否定的な気持ちになりました。

また、これを見かけるのが
夜20時台、遅いときには21時台にもなるんです。
小学生がその時間に
外にいること自体に対しても
「この子たちは何時に寝るんだろう」と
いらぬお節介の心配になったり。
私の感覚が古いといえば古い
そういう時代なんだろうとは分かるんですけどね
やっぱり、ちょっとモヤモヤしてしまいます。

ただ、走り回っていることに関しては
少しずつ、見る目が変わってきました。



この子たちは、こうやって
大声をあげて走り回れる
場所、時間が他にないんだろうな、と。

学校が終わったら、塾に行って勉強して
帰り道がこの時間、場所なわけです。

その、ちょっとした時間にでも
やっぱり走り回って遊びたい
この年齢の子どもたちには
必要な時間、運動なんだろうな、と。

何度かこのブログにも
書いていますが
最近は、子どもが精一杯遊べる場所が
減っています。

公園もボール遊び禁止のところが
増えていますし
うるさくしていると、苦情が出たりする。
家でさえ、ご近所の迷惑にならないようにと
騒音を気にしなければならない。

学校はどうなんでしょうか？
休憩時間はしっかり体を動かせているのかな？
でも、廊下は走っちゃダメですよねえ。

子どもの運動不足や
体を使わない遊びが増えていることが
問題視されている時代に
たくましく走り回っている子どもたちを
もう少し温かい目で見ないとなのかな、とも思います。

でもやっぱり駅のホームや電車は危ないのかな？

他にしっかり遊べる時間や
場所を確保できるように。

社会問題として捉えるべきことかもしれません。

 


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