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ワガママと主体性の違い~子ども主体の保育~
丹波篠山市の「保育を語る会」さまより
ご依頼を頂き、保育研修をさせて頂きました。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
「保育を語る会」という
お名前が素敵ですよね!
丹波篠山市
公立、私立の
垣根を越えて
保育をよくしていこう!という
同じ志をもつ
先生方の会さま
主催で行われている
研修の講師を務めさせて頂きました。
テーマは
「子ども主体の保育」
事前に
アンケートを実施され
現状の課題や
ご質問をお寄せ頂きました。
それにお応えする内容で
・国の子育てについての課題
・子どもの発達
・具体的な実践
という流れで
お話させて頂きました。
受講の先生方の
ご感想の一部を
ご紹介します。
事前にたくさんの
ご質問を頂いていまして
その中に
「ワガママと主体性の違いは?」
というものがありました。
確かに、ソコ
悩むところですよね。
なぜ
悩むかというと、
私たちの中に
「ワガママはいけないこと」という
価値観があるからで
子どもたちに
「ワガママな人間に、なって欲しくない」という
思いがあるからです。
主体性を尊重する、ということと
ワガママを承諾する、ということの
違いで悩むワケですね。
ワガママというのは
漢字で「我儘」と書きます。
「儘」=そのまま
という意味ですので、
ワガママ=自分のまま
となり
主体性と
ほぼ同じ意味になります。
違いは、
人がそれを
どう思うか
です。
例えばAちゃんの
ワガママ(自分のまま)なふるまいを
可愛いと思うか
困ると感じるか
周りの人が感じている
快・不快によって
Aちゃんを
評価しているワケです。
ですから
私たちは
Aちゃんが
周りから「ワガママ」と
評価される人間になっては
いけない!と
考えている。
さて、
そんなとき
大人の態度は
どうなのでしょうか。
「それはワガママです」
「ワガママ言ってはいけません」
「今は、それは出来ません」
「また今度」
こんな風に
自分の価値観、考えのまま
子どもに接していないでしょうか。
自分のまま
=ワガママ
なのは
大人も同じだと思うのです。
はい、
お互いに気持ちよく(快)
スムーズにいっているときは
お互いに
相手を「ワガママ」だとは
感じていなくて
心が不快になり
ものことがスムーズでなくなるとき、
相手のことを
「ワガママ」だと
感じている。
でもこれって
「ワガママ」と「ワガママ」が
ぶつかっている状態
なのでは?
つまり
子どもに
「ワガママ」な人間になって欲しくない
のであれば
まずは
自分の姿から
省みてほしいのです。
「ワガママ」と「ワガママ」が
ぶつかったとき
どんな方法でコミュニケーションするのが
よいのか
考えてみてほしいのです。
どちらかが
我を通すのは
理想の人間関係ですか?
いつも
同じ方が
ガマンをするのは
よくないと思いませんか?
お互いが
お互いを
尊重し
お互いに
思いやりの心で
コミュニケーション
出来ますように。
講師席に
こんな素敵な
お花を飾ってくださって
いました。
これが
“思いやり”の姿
ですよね。
とっても
嬉しかったです!
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一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
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ご依頼を頂き、保育研修をさせて頂きました。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
「保育を語る会」という
お名前が素敵ですよね!
丹波篠山市
公立、私立の
垣根を越えて
保育をよくしていこう!という
同じ志をもつ
先生方の会さま
主催で行われている
研修の講師を務めさせて頂きました。
テーマは
「子ども主体の保育」
事前に
アンケートを実施され
現状の課題や
ご質問をお寄せ頂きました。
それにお応えする内容で
・国の子育てについての課題
・子どもの発達
・具体的な実践
という流れで
お話させて頂きました。
受講の先生方の
ご感想の一部を
ご紹介します。
・発達の気になる子どもは確かに増えてきているように感じています。でも、保護者の方にあまり伝えられないし…という感じです。今日の研修で「刺激が大切だ」ということや「順番に進んでいく」ということを改めて学び、保護者の方ともお話できたらいいなと感じました。
また、なかなか食事がとれない子がいて、いろいろ工夫はしているのですが、内田先生のお話を聞き、家庭での様子や、どんな遊びが好きかなどをしっかりと見ていきたいなと思いました。
・主体性について、すごく悩んでいたので、胸に刺さるお話でした。これまでやってきたことが「これでよかったんだ!」ということと、「ここは考え、改めよう」というところが、よくわかりました。インプットとアウトプットの保育を心がけ、子ども自身が判断し、決められるような保育をしていきたいと思います。
・子どもをとりまく環境が、とても変化しているという事を改めて考えることが出来ました。主体性ということで、子どもの気持ちを尊重し、また、保育者である私はこう思っている、という気持ちを伝えることも改めて考えました。心の健康を大事にしていきたいと思います。
・それをしないといけない?違う体験で経験できる工夫が必要ということが心に残りました。
・条件や評価をしないというお話は、とても印象に残りました。自己肯定感を育てたいと思っていたのに、ハッとしました。子どもの存在そのものを認めるということを心にとめて保育したいと思います。ワガママと主体性のところでも、“私もワガママだった”と気付かされ、このことも心にとめたいと思います。
・日々の保育の中で、主体性を大切にする保育とは、どういうものなのか悩んでいましたが、まずは子どもが自ら選べるような環境を作ってみようと思いました。トラブルがあった際に、まず「してはいけないこと」を伝えていたのですが子どもの気持ちや行動をまず十分に受容することが大切と学んだので、これから保育をするうえで、常に頭の中において、言葉かけを変えていこうと思いました。
・自分は「指示の保育」が多かったな、と思いました。世の中(環境)が変わっていくことは、気づいていた部分もあったのに、自分の保育は昔のままだったと、気づくことが出来ました。
・「どうしてできないのだろう?」という自分のワガママが強かったのだということに気づきました。子どもと私と対等な関係の中で、ぶつかったときにどうする?という視点から人間関係の練習をしていきたいと思いました。子どものありのままの姿を受容することを大切にしたいと思います。
・子どもに対して、大人がワガママを言っている、本当にその通りだと思いました。頭では、子どもの気持ちに寄り添って、受け止めて、と意識しようと思いつつ、余裕がないとつい、大人の思い通りを通してしまおうと思いがちの日々を反省しました。ハッとすることも多く、今日の学びを保育に活かしたいです。モヤモヤが晴れて、とても前向きな気持ちで保育できそうです!ありがとうございました。
また、なかなか食事がとれない子がいて、いろいろ工夫はしているのですが、内田先生のお話を聞き、家庭での様子や、どんな遊びが好きかなどをしっかりと見ていきたいなと思いました。
・主体性について、すごく悩んでいたので、胸に刺さるお話でした。これまでやってきたことが「これでよかったんだ!」ということと、「ここは考え、改めよう」というところが、よくわかりました。インプットとアウトプットの保育を心がけ、子ども自身が判断し、決められるような保育をしていきたいと思います。
・子どもをとりまく環境が、とても変化しているという事を改めて考えることが出来ました。主体性ということで、子どもの気持ちを尊重し、また、保育者である私はこう思っている、という気持ちを伝えることも改めて考えました。心の健康を大事にしていきたいと思います。
・それをしないといけない?違う体験で経験できる工夫が必要ということが心に残りました。
・条件や評価をしないというお話は、とても印象に残りました。自己肯定感を育てたいと思っていたのに、ハッとしました。子どもの存在そのものを認めるということを心にとめて保育したいと思います。ワガママと主体性のところでも、“私もワガママだった”と気付かされ、このことも心にとめたいと思います。
・日々の保育の中で、主体性を大切にする保育とは、どういうものなのか悩んでいましたが、まずは子どもが自ら選べるような環境を作ってみようと思いました。トラブルがあった際に、まず「してはいけないこと」を伝えていたのですが子どもの気持ちや行動をまず十分に受容することが大切と学んだので、これから保育をするうえで、常に頭の中において、言葉かけを変えていこうと思いました。
・自分は「指示の保育」が多かったな、と思いました。世の中(環境)が変わっていくことは、気づいていた部分もあったのに、自分の保育は昔のままだったと、気づくことが出来ました。
・「どうしてできないのだろう?」という自分のワガママが強かったのだということに気づきました。子どもと私と対等な関係の中で、ぶつかったときにどうする?という視点から人間関係の練習をしていきたいと思いました。子どものありのままの姿を受容することを大切にしたいと思います。
・子どもに対して、大人がワガママを言っている、本当にその通りだと思いました。頭では、子どもの気持ちに寄り添って、受け止めて、と意識しようと思いつつ、余裕がないとつい、大人の思い通りを通してしまおうと思いがちの日々を反省しました。ハッとすることも多く、今日の学びを保育に活かしたいです。モヤモヤが晴れて、とても前向きな気持ちで保育できそうです!ありがとうございました。
事前にたくさんの
ご質問を頂いていまして
その中に
「ワガママと主体性の違いは?」
というものがありました。
確かに、ソコ
悩むところですよね。
なぜ
悩むかというと、
私たちの中に
「ワガママはいけないこと」という
価値観があるからで
子どもたちに
「ワガママな人間に、なって欲しくない」という
思いがあるからです。
主体性を尊重する、ということと
ワガママを承諾する、ということの
違いで悩むワケですね。
ワガママというのは
漢字で「我儘」と書きます。
「儘」=そのまま
という意味ですので、
ワガママ=自分のまま
となり
主体性と
ほぼ同じ意味になります。
違いは、
人がそれを
どう思うか
です。
例えばAちゃんの
ワガママ(自分のまま)なふるまいを
可愛いと思うか
困ると感じるか
周りの人が感じている
快・不快によって
Aちゃんを
評価しているワケです。
ですから
私たちは
Aちゃんが
周りから「ワガママ」と
評価される人間になっては
いけない!と
考えている。
さて、
そんなとき
大人の態度は
どうなのでしょうか。
「それはワガママです」
「ワガママ言ってはいけません」
「今は、それは出来ません」
「また今度」
こんな風に
自分の価値観、考えのまま
子どもに接していないでしょうか。
自分のまま
=ワガママ
なのは
大人も同じだと思うのです。
はい、
お互いに気持ちよく(快)
スムーズにいっているときは
お互いに
相手を「ワガママ」だとは
感じていなくて
心が不快になり
ものことがスムーズでなくなるとき、
相手のことを
「ワガママ」だと
感じている。
でもこれって
「ワガママ」と「ワガママ」が
ぶつかっている状態
なのでは?
つまり
子どもに
「ワガママ」な人間になって欲しくない
のであれば
まずは
自分の姿から
省みてほしいのです。
「ワガママ」と「ワガママ」が
ぶつかったとき
どんな方法でコミュニケーションするのが
よいのか
考えてみてほしいのです。
どちらかが
我を通すのは
理想の人間関係ですか?
いつも
同じ方が
ガマンをするのは
よくないと思いませんか?
お互いが
お互いを
尊重し
お互いに
思いやりの心で
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