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人の生涯において大切な・・・乳幼児期
私の研修は全て、同じ目的で行っております。
乳幼児期の保育・教育に携わる大人には、その子一人一人の「人生」を真剣に考えて欲しいのです。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
乳幼児期の環境が
その子の「人生」において
どんな影響を及ぼすのか。
責任者である保護者の皆さんと、
プロである先生方には
常に真剣に
考えて頂きたいのです。
その思いを込めて
「子どもの将来を考える」
そして、だから
「今、何をするか」
それをお伝えすることが
私の研修の目的です。
内容は
色々あります。
色んな切り口で
「今、何をするか」をお伝えしています。
毎月1回の園内研修の講師に
ご指名を頂いております
社会福祉法人 清和会
幼保連携型認定こども園
清和こども園さま(泉佐野市)
2月の研修会を
行って参りました。
今期のテーマは
「教育・保育要領に立ち返って」
ということで
実際に内容を一緒に読みながら
ポイントとなる部分を解説し、
現場の保育にどう活かしていくのか
お伝えしています。
今回も
園長先生のお力で
対面、Zoom、録画と
分散型で実施。
本当に園長先生のご尽力に
感謝いたします。
受講の先生方からのご感想を
一部ご紹介します。
最後の「事故リスク」については、確かにケースバイケースであり、
難しいと感じる件ですよね。
私は
「ケガをさせないこと」と
「子どもが安全に過ごせること」の違いに
答えがあると思っています。
これには
「ケガとは何か」
「安全とはどんな状態か」という
ある意味
言葉の定義の問題もあり、
職員間だけでなく、
保護者の方とも共通理解が必要となってくるので、
この機会に、しっかりと
皆で考えることもして頂きたいと思いました。
別の園さんで、同じように
研修の中で
「ケガをさせたくない」という保育士さんと
デイスカッションをしたことがあります。
お気持ちは
とてもよく分かります。
これは
先生の「ケガをさせたくない」という気持ちと
保護者の「ケガをしてほしくない」という気持ちと
もうひとつ、保護者には
「他者(お友だち)にケガをさせてほしくない」という気持ちがありますね、
このような「大人側」の気持ちと
子どもの育ちと
どちらを、どう大切にしていくか。
そして
肝心な「子どもの気持ち」はどうなのか。
また
よく使う「見守る」という言葉。
これにも
しっかりと
具体的な意図と、
どんなことが「見守る」という事なのか、
そこをクリアにすることが
大事になってくると思います。
また、
「危険を検知できる能力」は
具体的にどんな体験から育つのか、
そのために必要な環境とは?
と
考えていく必要があります。
そういったことを
皆で考えて、周知し、
保育環境作りに活かすために
「事故報告」というものは必要です。
「事故報告」の「目的」も
皆で共有するべきものですね。
3月の研修は
「質疑応答」の回と計画していますので
改めて、しっかりと
学びの時間を作りたいと思います。
※保育士のためのコミュニケーション講座
心理学・対人スキル・人材育成
(少人数制で、リアルなお悩みを解決する講座です)
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※子どもの発達心理アドバイザー養成講座
(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
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一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
個人セッションご案内はコチラ
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乳幼児期の保育・教育に携わる大人には、その子一人一人の「人生」を真剣に考えて欲しいのです。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
乳幼児期の環境が
その子の「人生」において
どんな影響を及ぼすのか。
責任者である保護者の皆さんと、
プロである先生方には
常に真剣に
考えて頂きたいのです。
その思いを込めて
「子どもの将来を考える」
そして、だから
「今、何をするか」
それをお伝えすることが
私の研修の目的です。
内容は
色々あります。
色んな切り口で
「今、何をするか」をお伝えしています。
毎月1回の園内研修の講師に
ご指名を頂いております
社会福祉法人 清和会
幼保連携型認定こども園
清和こども園さま(泉佐野市)
2月の研修会を
行って参りました。
今期のテーマは
「教育・保育要領に立ち返って」
ということで
実際に内容を一緒に読みながら
ポイントとなる部分を解説し、
現場の保育にどう活かしていくのか
お伝えしています。
今回も
園長先生のお力で
対面、Zoom、録画と
分散型で実施。
本当に園長先生のご尽力に
感謝いたします。
受講の先生方からのご感想を
一部ご紹介します。
・子どもに対して「それはダメ」と言って否定してしまったり、注意することが多いと、子どもは「人間ってそういうもの」と意識してしまうことが分かりました。
表情や声のトーンも意識して保育していこうと思いました。
・子どもの主体性について、しっかりと学ぶことが出来ました。普段の言葉遣いを気をつけようと思います。
・子どもの遊び方や食事のとり方等、怒らず見守りながら、応答的な関わりを心掛けていきたいと思いました。
子どもが、まずやりたい事を重視して、保育者はそれに順応しながら保育をするべきであると考えさせられました。
・つい大人は、子どもに向かって「~してはいけない」と行動を抑制してしまいがちですが、今日の研修を通して、改めて、なるべく抑制をしないことの大切さ、大人の忍耐の大切さを考えさせられました。
環境の最大の要因は、やはり「人」ではないかと思いました。
モノはいつも同じ応答をしますが、人は人それぞれ、必ずしも同じ応答をしません。また感情によって子どもを振り回すこともあります。プロの保育者として「穏やかさ」「受容的」な心もちが大事だと考えさせられました。
・豊かな体験とは、日々の保育の中で振り返りをすることで、例えば少し危なそうなことでも、もうちょっと様子を見ようと思えることが増えると思いました。
つい、「危ないよ」「触っちゃダメよ」と言ってしまっていることに気付くことができて良かったです。
子どもたちの心が動く習慣を一緒に過ごしたいと思います。
・「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、行動ではなく「心」にアプローチすることが大切だと知り、子どもがどう感じるか、何を考えるかという心情、やりたい気持ち、意欲を育んでいくべきだと改めて気付きました。
大人の声かけによって、子どもの体験を奪ってしまっていることを知って、声かけも直さないといけないなと思いました。
また、子ども同士のトラブルによって、逆に子どもたちの経験が増え、必要な学びになると思いますので、上手くいかない保育も、プラスに考えようと思いました。
・愛着の形成、人に対する基本的信頼感の獲得が、10の姿に繋がっていくことが理解できました。
言葉のわからない0歳児でも、気持ちが通じ合うことで欲求が満たされて、発達していくというお話の中で、子どもの何年後かに問題行動や不具合が出てしまうと、日本の将来に響いてくることだと思いました。
0歳児は園の中で一番大切だと思います。これからも愛着の形成を大切にしていきたいです。
・人の人生において、最も大切なことは、乳幼児期に「基盤」をしっかり築くこと。大切な乳幼児期を一緒に過ごす私たちは、もっとしっかりと子どもを愛していきたいと感じました。
教育・保育要領は、本当に大切なことを、分かりやすく書いてくれていると思います。常に手元に置いて保育をしたいと思います。
・子どもが感じること、自ら働きかけることが大切というお話の中で、事故リスクのことを思い出していました。
事故報告の中で、「子どもが〇〇に躓き転んでケガをした」という報告に、対策として「見守る」とあり、不十分では?と問いかけたところ、「危ないことを検知する能力を育てることが大事」と返ってきたことがあります。
ケースバイケースではありますが、難しい内容だと思いました。
表情や声のトーンも意識して保育していこうと思いました。
・子どもの主体性について、しっかりと学ぶことが出来ました。普段の言葉遣いを気をつけようと思います。
・子どもの遊び方や食事のとり方等、怒らず見守りながら、応答的な関わりを心掛けていきたいと思いました。
子どもが、まずやりたい事を重視して、保育者はそれに順応しながら保育をするべきであると考えさせられました。
・つい大人は、子どもに向かって「~してはいけない」と行動を抑制してしまいがちですが、今日の研修を通して、改めて、なるべく抑制をしないことの大切さ、大人の忍耐の大切さを考えさせられました。
環境の最大の要因は、やはり「人」ではないかと思いました。
モノはいつも同じ応答をしますが、人は人それぞれ、必ずしも同じ応答をしません。また感情によって子どもを振り回すこともあります。プロの保育者として「穏やかさ」「受容的」な心もちが大事だと考えさせられました。
・豊かな体験とは、日々の保育の中で振り返りをすることで、例えば少し危なそうなことでも、もうちょっと様子を見ようと思えることが増えると思いました。
つい、「危ないよ」「触っちゃダメよ」と言ってしまっていることに気付くことができて良かったです。
子どもたちの心が動く習慣を一緒に過ごしたいと思います。
・「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」は、行動ではなく「心」にアプローチすることが大切だと知り、子どもがどう感じるか、何を考えるかという心情、やりたい気持ち、意欲を育んでいくべきだと改めて気付きました。
大人の声かけによって、子どもの体験を奪ってしまっていることを知って、声かけも直さないといけないなと思いました。
また、子ども同士のトラブルによって、逆に子どもたちの経験が増え、必要な学びになると思いますので、上手くいかない保育も、プラスに考えようと思いました。
・愛着の形成、人に対する基本的信頼感の獲得が、10の姿に繋がっていくことが理解できました。
言葉のわからない0歳児でも、気持ちが通じ合うことで欲求が満たされて、発達していくというお話の中で、子どもの何年後かに問題行動や不具合が出てしまうと、日本の将来に響いてくることだと思いました。
0歳児は園の中で一番大切だと思います。これからも愛着の形成を大切にしていきたいです。
・人の人生において、最も大切なことは、乳幼児期に「基盤」をしっかり築くこと。大切な乳幼児期を一緒に過ごす私たちは、もっとしっかりと子どもを愛していきたいと感じました。
教育・保育要領は、本当に大切なことを、分かりやすく書いてくれていると思います。常に手元に置いて保育をしたいと思います。
・子どもが感じること、自ら働きかけることが大切というお話の中で、事故リスクのことを思い出していました。
事故報告の中で、「子どもが〇〇に躓き転んでケガをした」という報告に、対策として「見守る」とあり、不十分では?と問いかけたところ、「危ないことを検知する能力を育てることが大事」と返ってきたことがあります。
ケースバイケースではありますが、難しい内容だと思いました。
最後の「事故リスク」については、確かにケースバイケースであり、
難しいと感じる件ですよね。
私は
「ケガをさせないこと」と
「子どもが安全に過ごせること」の違いに
答えがあると思っています。
これには
「ケガとは何か」
「安全とはどんな状態か」という
ある意味
言葉の定義の問題もあり、
職員間だけでなく、
保護者の方とも共通理解が必要となってくるので、
この機会に、しっかりと
皆で考えることもして頂きたいと思いました。
別の園さんで、同じように
研修の中で
「ケガをさせたくない」という保育士さんと
デイスカッションをしたことがあります。
お気持ちは
とてもよく分かります。
これは
先生の「ケガをさせたくない」という気持ちと
保護者の「ケガをしてほしくない」という気持ちと
もうひとつ、保護者には
「他者(お友だち)にケガをさせてほしくない」という気持ちがありますね、
このような「大人側」の気持ちと
子どもの育ちと
どちらを、どう大切にしていくか。
そして
肝心な「子どもの気持ち」はどうなのか。
また
よく使う「見守る」という言葉。
これにも
しっかりと
具体的な意図と、
どんなことが「見守る」という事なのか、
そこをクリアにすることが
大事になってくると思います。
また、
「危険を検知できる能力」は
具体的にどんな体験から育つのか、
そのために必要な環境とは?
と
考えていく必要があります。
そういったことを
皆で考えて、周知し、
保育環境作りに活かすために
「事故報告」というものは必要です。
「事故報告」の「目的」も
皆で共有するべきものですね。
3月の研修は
「質疑応答」の回と計画していますので
改めて、しっかりと
学びの時間を作りたいと思います。
※保育士のためのコミュニケーション講座
心理学・対人スキル・人材育成
(少人数制で、リアルなお悩みを解決する講座です)
2020年秋期生募集中!
オンライン受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
※子どもの発達心理アドバイザー養成講座
(子どもの発達心理、発達過程、発達障害を専門的に学ぶ講座です)
オンラインで個別受講もできます!
詳細はコチラのページをご覧ください。
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