金子みすずさんの詩の一説。
全編は知らなくても、このフレーズは聞いたことがあるのではないでしょうか。

こんにちは！
子どもの育ちを応援します！
一般社団法人そだち 内田淑佳（うちだよしか）です。

 

時々
保育研修の中で、この言葉
「みんな違って みんないい」をお借りすることがあります。

子どもたちの姿を見て
こうなって欲しい、という
期待を抱くことは
誰にでもあると思いますが

自分の価値観で
是非を付けるのは
違いませんか？というお話です。

「私は、こう思う」

何が正しいか、という答えを出すのではなく
大人側にもそれぞれの意見
価値観があって
「これは私の価値観」だという
ある意味
自信を持って
子どもたちに自分の姿を見せてほしい。

保育士も
一人一人
みんな違って みんないい
そう思うのです。

つまり
持って欲しいのは、

大人側の心の中に
その気持ち
＝それぞれを認め合う気持ち、尊重し合う気持ち
があることが

子どもたちの中に
そういう「気持ち」を育てていくことだ
という自覚です。



先日
行った研修は
「落ち着きのない子への接し方」

受講の先生から
このようなご感想を頂きました。

「いつも手をやいている子たちが、本当は当たり前なのだとわかり
安心して接してあげることが出来そうです」

保育室を離れて
頭で考えると

まだ、じっと出来なくて当たり前
行きたい方へ行くのは当たり前
触りたいものは触って当たり前

逆に
やりたいことをやる
という力がある
ということに気付きます。

ところが
現場では
「こうしなくては」という
自分の
もしくは
誰かの価値観からくるものに
縛られてしまう。

先生たち
もっと自由になりましょうよ！

それが
子どもたちの自由に繋がると
思います。

先生たちが
自由に伸び伸びと保育をして

子どもたちが
自由に伸び伸びと
自己発揮できてくると

「落ち着きのない子」の姿は
変わってきます。

そこで初めて
一人一人の子どもの
本当の課題が見えてきます。

 

 

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一般社団法人そだち
代表＆心理・保育研修講師
内田淑佳（うちだよしか）

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