ブログ
梅田の中心で「パパ~」を叫ぶ
呼んでも叫んでも振り向いてもらえない…。
自分だったらどんな気持ちになるでしょうか。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
私は宝塚市に住んでおりまして、
大阪のセミナールームに行くには
阪急電車の大阪梅田駅から大阪メトロ谷町線に乗り換えます。
大阪メトロの東梅田駅まで少し歩くのですが
本日、梅田のド真ん中で
泣きじゃくりながら
「パパ~パパ~」と叫ぶ男の子に遭遇しました。
パパは、男の子(5歳くらいかな…年中さんくらい)の
すぐ前を歩いていまして
男の子は小走りで追いかけながら
何度も何度も
「パパ~パパ~」と叫んでいます。
・・・・・
胸が痛むのです。
都会の人通りの多い場所
誰もが
見て見ぬふり…です。
そういう私も
何も出来ず
通り過ぎただけ…なんですけどね…。
何があったのか
わかりません。
なぜパパが怒っているのか
なぜその男の子が
泣き叫んでいるのか
そこまでのストーリーを知らないので
親子の問題に
首を突っ込める人は
そこに誰もおらず…
私は
すれ違う形で
反対方向に進んでいたので
すれ違ってからは
もう姿を目でとらえられませんでしたが
男の子の大きな声は
すれ違ってからも
1分ほど聞こえていて…
おそらく
パパにはパパの感情があるし
事情があってのことでしょう。
でもね、
「無視」って一番
悲しく、辛いことだと思いませんか?
怒っているなら
怒っていると
伝えませんか…
いや…
きっと伝えた後なんだろうな…
でも…
子どもの「気持ち」に
向き合ってほしいと思うのです。
どんな理由があろうとも
どんな経緯があろうとも
どんな場合であろうとも…
以前に
ある人とケンカをした際に
2時間
“だんまり”をされたことがありまして。
私は大人ですので
ああ、この人は
怒ったら黙る人なんだな、とわかりますし
その人なりの心の整え方なので
見守るしかないわけで。
正直すごくイヤな気持ちはしましたけれど
(私はディスカッションしたい人)
まぁ
仕方がないワケです。
でもね、
子どもって
大人と一緒でないと生きていけない!と
本能で思っているのですよ。
だから
どんなに酷い感情をぶつけられても
一緒にいなければ!と本能が反応するし
一緒にいてもらうために
必死になるのです。
子どもは
大人に自分の存在を喜んでもらうことで
安心します。
自分の存在を肯定的に捉えます。
※「自己肯定感」ね!
「存在している」ことを
認めてもらえないというのは
私たち大人だって
一番つらいことですよね?
子どもは尚更なのです。
存在を無視されることは
子どもにとって
「生きていけない!」という
恐怖なんです。潜在意識の中では。
だから
たとえマイナスな感情であったとしても
自分に向けられるものが
なくなるよりマシだと感じるんです。
かける言葉が見当たらないなら
これ以上怒りたくないと思うなら
何も言わなくてもいいです。
ただ
子どもの目を見てあげてほしい。
手をつないであげてほしい。
子どもに
絶望感
孤独感
恐怖を感じさせないで欲しい…
呼んでも呼んでも
返事してもらえない
振り向いてもらえない
スタスタと
先へ先へと
いってしまう…
その背中に
相手を呼び続け、
泣き叫びながら
必死に追いかける…
自分だったら
どんな気持ちになりますか…
これが
言葉の通じない外国で
この人だけが頼りだと思っていた
現地のガイドさんに
された行為だと考えたら…
怖くないですか?
悲しくないですか?
もちろん
私は
その場面だけを切り取って
見てしまったので
私の思ったことを
書いているに過ぎません。
さんざんコミュニケーションした後の
光景だったのかもしれません。
怒って“だんまり”になる男の人の心理も
想像できます。
人それぞれ
自分の立て直し方は違って当たり前です。
でもね
ちょいちょい
怒って
子どもを「無視」する大人を見ることがあります。
同じ類で
子どもを「突き放す」も
時々みかけます。
悲しいです。
自分がされて
辛いだろうな
悲しいだろうなと思うことは
やっぱり
人にはしたくないな、という
心を持っていたいですね。
大人の「心の健康」の問題ですよね…。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
Follow @UchidaYoshika
「一般社団法人そだち」公式LINE
悩みごと、相談などメッセージしてください!
自分だったらどんな気持ちになるでしょうか。
こんにちは!
子どもの育ちを応援します!
一般社団法人そだち 内田淑佳(うちだよしか)です。
私は宝塚市に住んでおりまして、
大阪のセミナールームに行くには
阪急電車の大阪梅田駅から大阪メトロ谷町線に乗り換えます。
大阪メトロの東梅田駅まで少し歩くのですが
本日、梅田のド真ん中で
泣きじゃくりながら
「パパ~パパ~」と叫ぶ男の子に遭遇しました。
パパは、男の子(5歳くらいかな…年中さんくらい)の
すぐ前を歩いていまして
男の子は小走りで追いかけながら
何度も何度も
「パパ~パパ~」と叫んでいます。
・・・・・
胸が痛むのです。
都会の人通りの多い場所
誰もが
見て見ぬふり…です。
そういう私も
何も出来ず
通り過ぎただけ…なんですけどね…。
何があったのか
わかりません。
なぜパパが怒っているのか
なぜその男の子が
泣き叫んでいるのか
そこまでのストーリーを知らないので
親子の問題に
首を突っ込める人は
そこに誰もおらず…
私は
すれ違う形で
反対方向に進んでいたので
すれ違ってからは
もう姿を目でとらえられませんでしたが
男の子の大きな声は
すれ違ってからも
1分ほど聞こえていて…
おそらく
パパにはパパの感情があるし
事情があってのことでしょう。
でもね、
「無視」って一番
悲しく、辛いことだと思いませんか?
怒っているなら
怒っていると
伝えませんか…
いや…
きっと伝えた後なんだろうな…
でも…
子どもの「気持ち」に
向き合ってほしいと思うのです。
どんな理由があろうとも
どんな経緯があろうとも
どんな場合であろうとも…
以前に
ある人とケンカをした際に
2時間
“だんまり”をされたことがありまして。
私は大人ですので
ああ、この人は
怒ったら黙る人なんだな、とわかりますし
その人なりの心の整え方なので
見守るしかないわけで。
正直すごくイヤな気持ちはしましたけれど
(私はディスカッションしたい人)
まぁ
仕方がないワケです。
でもね、
子どもって
大人と一緒でないと生きていけない!と
本能で思っているのですよ。
だから
どんなに酷い感情をぶつけられても
一緒にいなければ!と本能が反応するし
一緒にいてもらうために
必死になるのです。
子どもは
大人に自分の存在を喜んでもらうことで
安心します。
自分の存在を肯定的に捉えます。
※「自己肯定感」ね!
「存在している」ことを
認めてもらえないというのは
私たち大人だって
一番つらいことですよね?
子どもは尚更なのです。
存在を無視されることは
子どもにとって
「生きていけない!」という
恐怖なんです。潜在意識の中では。
だから
たとえマイナスな感情であったとしても
自分に向けられるものが
なくなるよりマシだと感じるんです。
かける言葉が見当たらないなら
これ以上怒りたくないと思うなら
何も言わなくてもいいです。
ただ
子どもの目を見てあげてほしい。
手をつないであげてほしい。
子どもに
絶望感
孤独感
恐怖を感じさせないで欲しい…
呼んでも呼んでも
返事してもらえない
振り向いてもらえない
スタスタと
先へ先へと
いってしまう…
その背中に
相手を呼び続け、
泣き叫びながら
必死に追いかける…
自分だったら
どんな気持ちになりますか…
これが
言葉の通じない外国で
この人だけが頼りだと思っていた
現地のガイドさんに
された行為だと考えたら…
怖くないですか?
悲しくないですか?
もちろん
私は
その場面だけを切り取って
見てしまったので
私の思ったことを
書いているに過ぎません。
さんざんコミュニケーションした後の
光景だったのかもしれません。
怒って“だんまり”になる男の人の心理も
想像できます。
人それぞれ
自分の立て直し方は違って当たり前です。
でもね
ちょいちょい
怒って
子どもを「無視」する大人を見ることがあります。
同じ類で
子どもを「突き放す」も
時々みかけます。
悲しいです。
自分がされて
辛いだろうな
悲しいだろうなと思うことは
やっぱり
人にはしたくないな、という
心を持っていたいですね。
大人の「心の健康」の問題ですよね…。
一般社団法人そだち
代表&心理・保育研修講師
内田淑佳(うちだよしか)
Follow @UchidaYoshika
「一般社団法人そだち」公式LINE
悩みごと、相談などメッセージしてください!
New Article
Archive
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月
- 2019年2月
- 2019年1月
- 2018年12月
- 2018年11月
- 2018年10月
- 2018年9月
- 2018年8月
- 2018年7月
- 2018年6月
- 2018年5月
- 2018年4月
- 2018年2月
- 2017年1月
- 2016年2月
- 2014年4月